
どうも、nickです。
月曜の書籍レビューの時間です。
今回紹介する書籍は以下になります。
今回はヒトデ氏の「嫌なことから全部抜け出せる 凡人くんの人生革命」を紹介していきます。
本書には副業を行うハードルを下げるためのアイディアがたくさん紹介されております。
その中から、nickが面白いと思ったところをピックアップして紹介します。
また、nick的な雑感として教育への応用と、凡人がやるべき事について語らせていただきます。
著者は何者?

著者のヒトデ氏は

簡単にいうと、ブログを書き始めるためのブログを書いている方になります。
YouTubeでもブログの書き方について動画を上げておられます。
どのようにブログを立ち上げるのか?そして、ブログで収益を上げるまでの過程を丁寧にされております。
ブログ運営に少しでも興味のある方、サイトをご覧になってみてください。
ブログをやってみたくなると思います。
それでは本書の内容に移ります。
壁を越えられるか?

著者は副業、特にブログやYouTubeは収益が出るまでに時間がかかるということを述べておられます。
なかなか結果が出ないと、続けることがしんどくなってしまいます。実際、開設されるブログのほとんどが、 1年以内に更新がストップしています。 クライアントワークにせよ、ブログや YouTubeにせよ、まずはこのしんどい期間を乗り越えなければ、副業で稼いでいくことはできません。
ヒトデ:嫌なことから全部抜け出せる 凡人くんの人生革命
この、収益が出るまでの壁を越えられるかどうかがカギであるとおっしゃられています。
例としては次のようなことを上げられています。
1.隙間時間の活用 2.同じジャンルのブログを見て勉強する 3.出来る範囲で続ける(毎日更新ではなく、週○回更新など) 4.SNSを活用する
どれも習慣化の本や自己啓発系の本などでよく聞く内容です。
この中でnickが面白いと思った「SNSを活用する」について掘り下げたいと思います。
SNSをやるメリット
主なメリット

著者はSNSの活用に関してはメリットばかりしかないと語っておられます。
1.一生付き合える仲間との出会い 2.ユーザーの生の声が聞ける 3.より自分に必要な情報が集まりやすくなる 4.すぐにアクセスしてもらえる
これらのようなメリットがあるため、筆者はブログやYouTubeをやる場合に限らず皆SNSで積極的に発信することをおすすめしています。
しかし、皆さんはSNSは「悪」であるということを言われ続けてはいなかったでしょうか?
SNSの活用を一番阻害しているのは、学校での教育が大きいとnick考えます。
学校での教育が遠ざけさせている?

学校教育などでは、SNSは悪であるという指導が常になされているようにnickは感じております。
これに関しては、児童生徒が被害を受ける事件の多くにSNSが絡んでいるため、仕方のないところはあるかと思います。
しかし、著者の言うようなメリットは児童生徒にとってもいいこともあるのではないでしょうか?
何も、学校内だけが世界の全てではありません。
SNSを有効活用した人生設計の方法なんかを、どなたかに講義してもらったほうがよっぽど生徒のためになるような気がします。
話がそれてしまいましたので戻します。
働くのがイヤなのか?職場がイヤなのか?

筆者は、実際に会社をやめてフリーランスになる前に考えて欲しいこととして、次のことを挙げておられます。
「今すぐフリーランスになって、楽しいことを仕事にしなければ」と、焦ることはありません。別に、フリーランスにならなくても、楽しいことを仕事にできるし、イヤなことを避けるのだって可能です。 あなたが「会社を辞めたい」と思っているなら、それは、今の会社がイヤなのか、そもそも働くことがイヤなのか、どちらでしょうか?
ヒトデ:嫌なことから全部抜け出せる 凡人くんの人生革命
今の会社がイヤなのか?それとも今の仕事がイヤなのか?
この2つを履き違えないことが大切であると説いています。
履き違いを起こさないためには、現時点での不満点を洗い出すことを筆者は勧めています。
不満点の例 ・人間関係 ・給料が少ない ・やりがいを感じない などなど
これらを分析すると、「フリーランスではなく転職した方がいいのでは?」といった答え出る人もいるのではないでしょうか?
ブロガーやYouTuberはフリーランスで収入を得るための1つの手段でしかありません。
会社に依存するなんて時代遅れだ!
などではなく、不満点とのバランスを取った上でどのように収入をコーディネートするかが一番大切なことです。
自分にとってなんのための副業なのか?
自分に問いを投げかけてみてください。
nick的雑感
いけそうかも?と思わせられる教育

本書を執筆したヒトデ氏は、nickがブログを始めるきっかけになってくださった方です。
たまたま見た氏のYouTubeの動画がきっかけでした。
動画を見ているうちに、

ブログ書けそうじゃね?
と思わされました。
この「出来そうかも?」ということは、教育(特に授業)においてとても重要なことです。
出来そうと思わせられるかどうかで、生徒のその単元の取り組み方が大きく変わります。
nickも単元の最初の導入は特に気を使います。
導入をしくじると、その単元がグダグダになってしまうからです。
この話は、授業に限らず部活動指導や進路指導でも同じことだと思います。
今後スライドや動画を活用した教育方法は主流になってくると思われます。
ブログや動画で人を動かすというスキルは教員であっても必要なことになってくるとnickは思います。
ヒトデさん・・・お見それしました。
決意ではない、行動せよ!

最後にこの一文を引用させていただきます。
大切なのは、決意ではありません。行動です。テレビを見るのをやめたいなら、やめるための具体的な行動を取る必要があります。何かをやめるとき、多くの人は意志の力で何とかしようとします。しかし、これがそもそもの間違いです。人間誰しも自分には甘いもの。意志の力でこれまでの習慣を変えることは難しいのです。必要なのは、意志ではなく「行動」。やめようとするのではなく、やめることをサポートするような行動を取りましょう。
ヒトデ:嫌なことから全部抜け出せる 凡人くんの人生革命
凡人なのだからこそ行動あるのみなのです。
そもそも、人の意思力なんてたいして強くありません。
意思に頼るのではなく、自身の行動に頼ることがこそが自分を変えていけるのです。
そして、ちょっとしたことの積み立てをしていくことこそが、凡人が成功する秘訣なのです。
nickもまだまだ結果らしい結果は出ていませんが、細く長く続けていこうと思っております。
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