【ミニマリズム】断捨離のコツは英国の古い詩から学べ!有名ブロガーが教える、4つ捨てるのコツとは?

ミニマリズム
nick hosa
nick hosa

どうも、nickです。

月曜の書籍レビューの時間です。

今回紹介する書籍はこちらになります。

今回は筆子氏の「それって、必要?〜いらないものにしばられずに、1週間で人生を変える30の方法〜」を紹介していきます。

著者の筆子氏は「筆子ジャーナル」というブログを運営しているミニマリストブロガーです。

筆子ジャーナル
シニア目前、60代主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々。

本書は片付けや断捨離がうまくできないという方にオススメの1冊となっています。

今回は本書の冒頭で紹介されている、捨てるための4つの基本的な考え方詩の内容に対するnickの私見を述べていきます。

捨てるための4つの基本的な考え方

本書の最初に、いる、いらないの判断力をつけるためのに筆者はイギリスの古い詩であるサムシング・フォー(Something Four)を引用しています。

サムシングー・フォーの内容は次のようになっています。

なにかひとつ古いもの、なにかひとつ新しいもの
Something old, something new,
なにかひとつ借りたもの、なにかひとつ青いもの
something borrowed, something blue,
そして靴の中には6ペンス銀貨を
and a sixpence in her shoe.

こちらの詩は、結婚した女性が嫁ぎ先に持っていくと良いものとして古くから欧米で信じられているそうです。

筆者はこの詩の内容から物を捨てていくための基本的な考え方を説いています。

古いもの

古いものとは所持している期間の長いものを言います。

また詩では、先祖代々受け継がれてきたものを指しています。

しかし、中には引き継ぎたくないものや、続いて欲しくないものをあるでしょう。

そういった腐れ縁や未練、執着につながるものを何か捨てましょうと筆者は述べておられます。

思い出の品などは残ってしまいやすいので、どこかで見切りをつけないと、どんどん増えていきます。

どうしても見返したいものがあるのであれば、スマホで写真に撮ってしまうなどするといいでしょう。

新しいもの

新しいものとは文字通りなのですが、ここでは買ってみたはいいが、たいして使っていないものを指しています。

新しくても、今使っていなかったり、役に立っていないものは捨てるべきであると筆者は述べています。

「もったいない」などの言葉がありますが、「もったいない」こそがものが増えていってしまう原因となっています。

「いつか使うかも?」とか「いつか必要になる」などといった日は、まず訪れません。

まだ使えるものでも、今使っていないものは処分してしまいましょう。

借りたもの

詩の中では友人や隣人との縁をあらわすとして、この言葉が使われています。

ですが、人から借りているものがあるのならば、当たり前ですがその人に返してしまいましょう。

借りたまま返すのをすっかり忘れてしまっているものが、家の奥に眠ってはないでしょうか?

そういったものは、ただあなたの家を圧迫しているだけです。

借りたものも古いもの同様に、繋がっていたくない縁を切るという意味でも他人のものを適切に処理することは、大切なことだとも思います。

青いもの

「青」は聖母マリアのシンボルカラーであるり、純潔をあらわすことから花嫁は何か青いものを身につけるようにと言い伝えられているそうです。

本書では詩の内容をもじって青い物を捨てましょうと書かれております。

青いことが重要なのではなく、この部分の解釈としては「特定のルールを自分で作って捨てる」ということであるとnickは考えています。

「コレクションしてる物をいくつか捨てよう」とか「今回は本を中心に捨てていこう」などといった感じでしょうか?

確かに、特定のものに絞り込むと取捨選択しやすくなります。

なかなか整理整頓ができないという方は、「今回は◯◯を整理しよう」と決めて取りかかるといいでしょう。

6ペンスについてのnickの私見

本書では詩の最後の一文である「そして靴の中には6ペンス銀貨を」の部分については触れられておりません。

ここからは、ミニマリスト的な観点からこの6ペンスをどう解釈するかを話したいと思います。

1ペンスは1ポンドの100分の1の額となり、現在のレートに直すと日本円で約10円程度となります。

このことから、nick的にはそれだけ少ない金額さえあれば十分に生きていけるのであると解釈します。

本書にも買い物を減らすための方法も紹介されており、いかに少ない支出で生活するのかについても言及がなされているので、あながち間違った解釈ではないと思っています。

詩においては、6ペンスコインは富と繁栄・安定を象徴するアイテムであるとされています。

また結婚式以外でも、イギリスではクリスマスにプディングに6ペンスコインを入れる習慣があるらしく、引き当てた人は裕福になれるとされているそうです。

金稼ぎや金集めは、1度求め出すと際限がありません。

お金の出入りも、より少なく生きるべきであるというメッセージなのではないかとnickは解釈しています。

まとめ

今回のまとめは次のようになります。

・筆者は英国の古い詩である「サムシング・フォー」から、物を処分する基礎を説いている

・古いものは思い出からいつまでも残りやすく、新しいものは「もったいない」などの理由で捨てられない

・借りたものは持ち主に返す。家の奥に眠っていないか確認しましょう

・お金に関しても、詩の内容から少なくても十分なのであるというメッセージが読み取れる

本書では物の捨て方だけでなく、日々のルーティーン化や家事の効率化、人間関係の整理術なども、合わせて紹介されています。

興味がある方は、ぜひお手にとって本書を読んでみてください。

まだまだ新たな発見があると思います。


nick hosa
nick hosa

いかがだったでしょうか?

木曜に音楽のレビュー、週末には旅の写真を紹介しております。

よろしければそちらもご覧ください。

ツイッターインスタグラムも宜しくおねがいします。

( `Д´)/ジャマタ

コメント

タイトルとURLをコピーしました