
どうも、nickです。
私はもともと超がつくほどの偏食だったのですが、今では食わず嫌いがほぼ無くなりました。
今回はnickの経験談を交えて、無理に食べず嫌いを直さなくていい理由とその対策法について語っていきます。
子育て世代の方や教員の方、食べず嫌いで悩んでいる方の参考になれば、幸いです。
無理に食べず嫌いを直さなくていい理由とは?
超偏食だったnickが考える、無理に食べず嫌いを直さなくていい理由は大きく2つあります。
それは「味覚は大人になると変わる」からと、「無理に食べさせようとすると逆効果になる」の2つになります。
味覚は大人になると変わる

1つ目の「味覚は大人になると変わる」ですが、nick自身が大人になって味覚が変わっていきました。
nickは学生時代の頃まで、刺身やサラダなどの生もの全般がダメでした。
ですが、大人になって色々食べるうちに、いつの間にか平気で食べられるようになりました。
このことに関しては特にこれといった理由が思い当たりません。
ですが、明らかに口に入れて不快な感覚はなくなっていました。
食感がダメなパターン

nickは汁ものやドロドロした食べ物が苦手です。
汁物で言うと味噌汁の「汁」やラーメンの「つゆ」がまず飲めません。
また、シチューやあんかけ焼きそばの「あん」などのトロみのついたものも受けつけません。
こういった特定の食感が苦手な子どもがいることは、それほど珍しくないとnickが思います。
匂いがダメなパターンもある

nickは味や食感に加えて、特定の食べ物の匂いがダメでした。
例えば炒めた野菜の匂いや温めた牛乳の匂いが苦手でした。
特に温めた牛乳の匂いは今でもダメです。(シチューやホットミルクなど)
この匂いは、いまだに嗅ぐと軽い吐き気を覚えてしまうほどです。
何かトラウマがあるわけではないのですが、子供の頃からどうしても拒否反応が出てしまいます。
匂いは好き嫌いにも影響を与えてしまうのだとnickは考えています。
感覚は鈍くなっていく?

これらnickの人生を振り返っていくと、大人になるにつれて様々な感覚が鈍くなっていくことで、食わず嫌いがなくなっていったのだと考えています。
全ての食べず嫌いがなくなるわけではありません。
しかし、保護者の方や教員の方々が心配されなくとも、激しい食わず嫌いがあったとしてもいくつかの食べ物は自然と食べられるようになっていくのです。
肩肘を張らずに、見守っていくことが大切だと思います。
無理に食べさせようとすると逆効果になる

2つ目の理由は「無理に食べさせようとすると逆効果になる」です。
nick自身も、1部このパターンに当てはまっております。
それは、小学校の時の記憶になります。
nickは小学生時に受けた完食指導をいまだに覚えております。
nickのように、完食指導が一種のトラウマになっている方も多いかと思います。
食べられないことがストレス

先の完食指導もあってなのか、次第に出された食べ物が食べられないことにストレスを感じるようになってきました。
どうしても体が受け付けてくれないのです。
ですが、一人暮らしになって食べるものをコントロールできるようになると、とてもラクになりました。
食べようと思えるものだけを食べられるからです。
それに伴って、自然といろんなものを食べてみようと思えるようになった。
これは、ストレスがなくなったからこそ、食べてみようというチャレンジ精神が湧き上がってきたのではないかとnickが考えています。
残してしまうこともストレスだった

また、nickにとっては食べ物を残してしまうこともストレスでした。
残してしまうことを申し訳ないと思いながらも、やはり体が食べ物を受け付けてくれませんでした。
何とか一口食べてみても、普通に吐きそうになっていました。
今思い返すと、このことについてはあまり周りからは理解してもらえなかったような気がします。
「大げさだ」とか「わがまま」、「我慢が足りない」などと言われた記憶があります。
ですが、先ほど書いた通り食べることのストレスが日常的になくなっていけば、自然といろんな食べ物を食べようと思えるようになっていくのです。
加えて、大人になるにつれて感覚も鈍くなっていくので、結果的に食わず嫌いが解消されていくのだと思います。
食べず嫌いのnickが変わったきっかけ
以上の「食」対する外的理由以外にも、nick自身の内的理由によって食わず嫌いが解消されたと思われます。
食事と健康についての本を読むようになったから

1つ目の内的理由は、食事と健康についての本を読むようになったことが挙げられます。
きっかけはYouTubeで健康系の書籍解説の動画を見てきたことになります。
動画や、動画で紹介されていた本を実際に読んでいるうちに
「試しに食べてみようか」
そう思えるようになっていきました。
また、ミニマリズムに目覚めた事も影響していると思っています。
モノを捨てた事で、食について頭が回るようになった

モノ捨てていき、さまざまなノイズを減らしていったことで、今まで気にもしていなかったことに気がまわるようになっていきました。
そのうちの1つに食事があると思っています。
nickは1日1食にしたことで、食事にこだわれるようになりました。
そのように考えると、自然と食べるものは野菜や肉、果物など生の食材となっていきます。
外食やカップラーメン、菓子パンなどをよく食べていたnickでしたが、今では選択肢にすら入らなくなりました。
「もったいない」とも思えるように

そのような考え方の変化もあってなのか、今では食べ物を「もったいない」と思えるようにもなりました。
あれだけ食べず嫌いで食べ物を無駄にし続けてきたnickですが、今では食べ物が無駄になることの方が気になるようになりました。
正直、ここまで心が変わるとは思ってもいませんでした。
今では床に落ちた食べ物も、もったいないと思って何の躊躇もなく食べるようになりました。
そして、基本1日1食生活のnickですが「余すくらいなら食べる」という考えにもなりました。
食べ物に対する考え方は、子どもから大人になって180度変わってしまいました。
実家がいかに恵まれていたかを思い知った

もう一つ考えられる内的理由は、実家がいかに恵まれていたかを思い知ったからです。
一人暮らしをして収入を得て生活していくうちに、いかに実家暮らしが豊かだったのか思い知ることとなりました。
後にあるきっかけで知ったのですが、nickの両親の収入は現在のnickの収入の10倍近くでした。

正直、親を収入を超えられる気がしません。
越える気もありませんが・・・
これだけ裕福な家庭だと、この食事を食べなければというプレッシャーが起こりません。
なぜなら、無理に食べなくても何とかなってしまうからです。
また、親も気を遣ってnickの食べられるものばかりを作ってくれていました。
今振り返ると、これが一番良くなかったのかもしれません。
当時のnickは、食べるの拒否してお腹が空いて大変な思いすればよかったのかもしれません。
お腹が空いても食べないのか?我慢して食べるのか?
それは子ども自身に選ばせれば良いのです。
そのような選択をnickが出来ていれば、違った子ども時代を過ごしていたのかもしれません。
対応策
とはいったものの、やはり食べ物を残すと言う行為はあまり誉められたものではありません。
では、保護者や教員の方ができる対策は何なのでしょうか?
それは、「何がダメなのかを聞いてみること」になります。
理由聞いて受け入れる

先にも書いたように、その食べ物が苦手な理由は味だけでなく匂いや食感なども場合もあります。
まずはその理由を聞いてみてあげてください。
そして、理由を聞いても子どものことを非難しないでください。
そうすることで、子どもからの信頼感を得ることができます。
子どもからの信頼を得ることは、好き嫌いがなくなることよりも大切なことになります。
信頼感は、これからの教育や指導に大きな差が生まれることになります。
自分には理解できない感覚だったとしても、理解しようとするアクションを見せることが大事です。
子どもが話す正直な理由は、否定せずに受け入れてあげてください。
好き嫌いなんてものは、そのうち勝手に治っていくのですから。
まとめ

今回のまとめは、次のようになります。
・感覚は大人になると変わるので、今すぐどうにかしなくても大丈夫
・何かきっかけで「食」に対する考え、感覚は変わる
・何がそんなにイヤなのか、率直に聞くと良い
現在nickは、メスティンで作るテキトーな朝食をTwitterやYouTubeで公開しています。
こちらもよければ、ぜひ見にいらして下さい。

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( `Д´)/ジャマタ
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