
どうも皆さん、nickです。
今回は旅先の印象を元に金管8重奏曲を作曲しましたので、そちらの紹介と解説をさせていただきます。
風波のクロスロード
風波(かぜなみ)のクロスロードとは、山口県下関市内から角島までの海岸線を走る国道の名称になります。

この曲を作曲するきっかけは、観光で角島へ向かう際にこの風波のクロスロードをドライブしたことです。


その時の印象や風景の美しさを金管8重奏で表現し、楽譜化したものが今回の曲になります。
作曲のねらい

今回この曲を作曲するにあたって親しみやすさを重視しました。
なので、この曲を大きくA-B-A’の形式になるように作曲しました。
Aパート
イントロはトランペットの華やかなサウンドでスタートします。

またここでは、ユーフォニウムの連符で疾走感を表現しております。

ちょっとした「追いかけっこ」の場面とブリッジを挟んで、ホルンによる堂々とした主題提示が始まります。

Aパートの後半はユーフォニウムとトランペットによるメロディーの対話が展開されます。

Bパート
トランペットの静かな2重奏、ホルンのシグナル的なロングトーンでBパートが始まります。

その後はユーフォニウムのよる主題の変奏による旋律が歌われます。

Bパートの最後はファンファーレ調に盛り上がります。

A’パート
A’パートはトロンボーンソロによる主題部分のリズム再現から始まります。

そのままAパートに帰ってくるのですが、全く同じでは面白くないのでAパートの時にはなかったユーフォニウムの対旋律を追加しております。

途中、転調を挟んでラストに向かって徐々に盛り上がっていきます。

最後はイントロに帰ってきて、そのままの勢いで曲が終わります。

終わりに 〜参考音源と楽譜の販売〜
終わりに、改めてこの曲の参考音源を載せておきます。
また、この曲はPiascoreというサイトで電子楽譜として販売しております。
中高生やアマチュアの演奏者が取り組むのにちょうどいい内容だと思います。
是非とも購入していただき、演奏していただけますと幸いです。
この曲を通して、ドライブの疾走感や海岸から見える島々の風景の美しさを感じていただけたらと思います。

いかがだったでしょうか?
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( `Д´)/ジャマタ
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