
nick hosa
どうも、nickです。
木曜の音楽レビューの時間です。
今回紹介する楽曲は以下になります。
ラフマニノフ:自作自演曲集
ラフマニノフはロシアの作曲家であり、同時に偉大なピアニストでもありました。

彼の作品で特に有名な楽曲は、パガニーニの主題による狂詩曲(Rhapsody on a Theme of Paganini)ではないでしょうか?
自作自演の録音はたいてい、作曲者自身のが指揮をしている録音が多いのですが、こちらのCDでは、作曲者自身のピアノ演奏による録音になっております。
ラフマニノフのピアノの技量もさることながら、当時の貴重な資料としても聴く価値のあるCDのであると思います。
アンサンブル「ラ・ロータ」の古楽器合奏曲集
アンサンブル「ラ・ロータ」は中世音楽の演奏を専門としたチームです。
中世の音楽は作曲者がはっきりしていないものが多く、このアルバムで演奏されている曲も作曲者不詳の曲が半分近くあります。
また、作曲の理論も現代とは異なるため、独特の雰囲気があります。
なお、グループはすでに解散しているようです。残念(´・ω・`)
ラ・ロータが紹介されているページ。(海外のサイトになります)
https://atmaclassique.com/en/artiste/la-rota/
山田耕筰:長唄交響曲「鶴亀」
「赤とんぼ」の歌で有名な山田耕筰氏のオーケストラ作品になります。

この楽曲は歌舞伎の伴奏として発展した長唄の一つである「鶴亀」を大胆にもそのままオーケストラと共演させています。
和楽器もそのままオーケストラと共演しており、これは武満徹氏の「ノヴェンバー・ステップス」を30年近く先取りした作品でもあります。
童謡のイメージが強い山田耕筰ですが、以外にも大胆な曲を書いていたんだなぁとnickは驚きました。
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