【レッツゴージャスティン】プロ・ゲーマーから学ぶ、楽器が上達し続ける3つのマインド!

人生
nick hosa
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どうも、nickです。

月曜の書籍レビューの時間です。

今回紹介する書籍はこちらになります。

今回は梅原大吾氏の勝ち続ける意志力〜世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」〜を紹介していきます。

著者の梅原氏は、日本初のプロ・ゲーマーとして現在もご活躍されている方です。

そして、本書には楽器が上達し続けるためのヒントに通づる内容がたくさん書かれておりました。

今回はプロ・ゲーマーから学ぶ楽器が上達し続けるためのマインドを、本書からの引用をふまえて3つ紹介したいと思います。

吹奏楽部に所属する中高校生や演奏家を目指している方、部活動の顧問の先生などがご覧になられると、何か良いヒントが掴めるかと思います。

梅原大吾とは何者なのか?

梅原大吾(うめはら だいご、1981年 –  通称”ウメハラ”)は、青森県弘前市出身のプロゲーマーです。

彼は、14歳のときに格闘ゲームの全国大会に参加し優勝したこときっかけに、日本でその名が知れ渡ることになりました。

その後数年活躍したのち、一時は格闘ゲーム界から離れてしましました。

しかし、その後電撃復帰をし、2010年4月に参加した大会をきっかけに、アメリカの周辺機器メーカーとのスポンサー契約を結んだことにより“日本初のプロ格闘ゲーマー”となりました。

とりわけカプコン社製の対戦型格闘ゲームで実績を多く残し、同社の当時の開発本部長からは「10年に一人の天才」とも呼ばれました。

「レッツゴージャスティン」の動画の方と言えば、伝わる方もいるのではないでしょうか?

男性キャラを操作しているのが梅原氏になります。

この試合の動画は、奇跡の逆転劇として長く語り継がれています。

nick hosa
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この動画の何が凄いのかの説明は、私は詳しくないのでこの場では控えさせていただきます。

プロ・ゲーマーから学ぶ上達し続ける3つのマインド

そんな彼が今までの半生を振り返った本書籍から学ぶ、楽器が上達し続けるためのマインドは、次の3つになります。

・気がかりを放っておかない

結果を出し続ける事ではなく、成長し続ける事に重きをおく

小さな発見、変化を見逃さない

順に解説していきます。

気がかりを放っておかない

1つ目のマインドは「気がかりを放っておかない」です。

経験上、その気掛かりをそのまま放置してはいけない。「あれ? これはちょっとおかしいな……だけど、たいした問題じゃないだろう」 そうやって無視していると、後になって必ず痛い目に遭う。そのときになって初めて、「そういえばこれ気になってたんだよなぁ……」と、後悔するハメになる。 だから、気になったことは必ずメモするようにしている。そのときに時間があるわけではないので、後で絶対に解決しないといけないと心に決め、直感的に「問題になるかも」と感じたことはすべて分かりやすく箇条書きにしておく。

梅原大吾:勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」

ちょっとした気づきやひらめきは、時に自分の演奏の上達にものすごく良い影響を与えることが多々あります。

しかし、nickも「こうしたらどうだろう?」と日常で思ったことでも、よく忘れてしまいそのまま闇に葬ってしまうことがよくあります。

そして、何日か経って練習中に上手くいくことがあって、改めて思い出してしまい、「これさっさとやっておけばよかったな・・・」と思う経験がありました。

なので、「こうしたらどうだろう?」と思った事は、小さな事だろうと必ずその場でやってみるようにしてください。

その場でやることができないのであれば、メモをしておくなど忘れてしまわない工夫をすることをオススメします。

自分の記憶や意志力をあてにしないようにしてください。

結果を出し続ける事ではなく、成長し続ける事に重きをおく

2つ目のマインドは「結果を出し続ける事ではなく、成長し続ける事に重きをおく」です。

大会というのは、日々の練習を楽しんでいる人間、自分の成長を追求している人間が、遊びというか、お披露目の感覚で出るものではないだろうか。大会における勝利は目標のひとつとしてはいいかもしれないが、目的であってはいけない。 そのことに気づいてからようやく、勝つことより成長し続けることを目的と考えるようになった。ゲームを通して自分が成長し、ひいては人生を充実させる。いまは、そのために頑張っているんだ、と。

梅原大吾:勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」

ここで重要なのは、コンクールで結果を目指すのと、結果を求めるのとは全く違ってきます。

コンクールは日々の練習の成果、昨年から自分がどれだけ上達したのかを発表する場であるとnickは考えています。

自分や自分たちがどれだけ成長したのかを、包みかくさずステージの上で表現できれば、おのずと結果はついてきます。

「結果」を求めてしまうと、そこから雑念が生まれ、必要のない緊張が生まれてしまいます。

それが、ステージ上でうまく表現できなくなってしまう原因となります。

数々の大会で優勝している梅原氏ですが、ものすごくストイックな考えの持ち主なのかと思えば、そうでもないのが意外でした。

彼の考え方は「禅」の思想にも似ているように感じました。

小さな発見、変化を見逃さない

3つ目のマインドは、「小さな発見、変化を見逃さない」です。

大切なのは時間を費やすことではなく、短くてもいいからそれを継続し、そのなかに変化や成長を見出すことだ。 2円安いスーパーを見つけるような小さな変化でいいから、その変化に気づき、そこに成長を感じながら日々を過ごせたら何よりだと思う。

梅原大吾:勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」

楽器の練習における小さな発見、変化は、次のような例が考えられます。

  1. 今日は高音が良く鳴る。何故なのだろうか?
  2. いつもより楽に音が出せる。何故なんだ?
  3. 昨日よりも音の鳴りが良くない。何が違うのだろうか?
  4. いつもと少しアンブシュアを変えたらいい音が出た!どのように変えたのか?
  5. いつもよりも鍵盤を弾く指がよく回る。普段と何が違っているのだろう?

このように、自分の状態をよく内観することが、練習では大切なことになります。

そして、物事が上手くいく事には、必ず理由があります。

そして、その答えは自分の中にしかありません。

偶然であっても、小さな変化を見逃さないように日々練習してみてください。

まとめ

今回のまとめは次のようになります。

 

・ちょっとした気づきやひらめきは、放っておかない

・結果ではなく、成長し続けることを常に考える

・上手くいった時、上手くいかない時の発見や変化を見逃さない

 

プロ・ゲーマーである梅原氏の半生や考え方から、楽器上達のヒントが得られるとは思ってもいませんでした。

また、氏が一時格闘ゲームから離れて麻雀を極めようとしたり、介護の仕事をしていたことも意外でした。

このあたりのエピソードも面白いですので、ぜひお手にとって読んでみてください。

電子書籍でも読むことができますので、お好きな形式で読んでみてください。

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いかがだったでしょうか?

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( `Д´)/ジャマタ

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