2021-06

音楽理論

【中高生のための音楽理論】ネクラな音階の秘密は2人の仲間?短音階とその仲間との関係性を解説!

中高生のための音楽理論、音階の第2回となります。今回は短音階とその仲間の音階について解説をします。上の楽譜の通り、2番目と3番目、5番目と6番目の間が短2度、それ以外が長2度の間隔になるように並べた音階を、短音階と呼びます。このように並べられた短音階は、後に解説する短音階の仲間と区別するために自然短音階とも呼ばれます。
スメタナ

【大人のための中学音】モルダウで描かれたチェコの風景を、元音楽教員がわかりやすく教えます。

大人のための中学音楽、「モルダウ」の2回目になります。今回は次のことについて解説していきます。・「モルダウ」がなぜ鑑賞の教材として使われるのか?・「モルダウ」を場面ごとに分けて解説。なぜモルダウが鑑賞の授業で取り上げられることが多いのでしょうか?nickが考える理由は2つあります。①場面がハッキリとしている ②曲の作りがシンプルである
音楽理論

【中高生のための音楽理論】見た目に騙されるな!不揃いな並びこそが美しい音階であることをわかりやすく解説。

今回から音階について、数回に分けてわかりやすく解説していきます。音階というのは、わかりやすくいうと「ドレミファソラシド」のことです。このように階段上に音を並べたものを、音階と言います。しかし、ただ並べるのではなく、ある規則によって並べることで大きく2種類に分けられています。音階は、並べ方によって大きく2種類に分けられています。
ミニマリズム

【禅とミニマリズム】修行僧こそが究極のミニマリスト?禅僧から学ぶミニマリズムに通じる3つの禅の言葉。

今回は枡野俊明氏の「人生を整える禅的考え方」を紹介していきます。本書を読むことで禅とミニマリズムにいくつかの共通点があることがわかりました。そこで、nickが本書を読んでいてミニマリズムに通じると思った禅の言葉を3つ紹介しようと思います。今回紹介する禅の言葉は次の3つになります。1.放てば手に満てり 2.知足 3.簡素
スメタナ

【大人のための中学音楽】苦難のウラにある祖国への思い。スメタナが交響詩で描く祖国の風景とは?

今回からはスメタナ作曲の連作交響詩「我が祖国」から、モルダウを解説していきます。モルダウも、鑑賞の授業で聴いたという方が多いのではないでしょうか?今回から数回に分けてモルダウを、その作曲背景などを交えながらわかりやすく解説していきます。ベドルジハ・スメタナ(Bedřich Smetana)は、チェコの作曲家です。
和音

【中高生のための音楽理論】クラシックからポップスまで自由自在?コードネームの判別と変換方法をわかりやすく解説!

今回はオンコードの読み方とコードの判別方法、音符からコードネームやコードネームから音符への変換について解説します。このことがわかると、様々なアレンジを自由自在に行うことができるようになります。コードネームの書き表し方の特徴として、転回系を区別しないという点があります。なので、音符で書かれた和音をコードネームに書き直すには、まず書かれている和音の原型を調べてください。
ホルスト

【大人のための中学音楽】他の惑星を結ぶのは不思議な楽器?ホルストの「じゃないほう」の惑星をわかりやすく解説!

今回は火星、木星「じゃないほう」の惑星たちの解説をしていきます。あまり触れられることのない惑星たちなのですが、鑑賞の教材として使っても面白い楽曲となっていますので、解説していきます。「じゃないほう」の惑星たちは、以下の星たちになります。【金星 水星 土星 天王星 海王星】組曲の演奏順に紹介していきます。
和音

【中高生のための音楽理論】アレンジへの第一歩。コードネームの読み方を元音楽教員がわかりやすく解説!

今回はコードネームについて解説していきます。コードネームの読み方や意味がわかると、楽曲のアレンジへの道がひらけてきます。コードネームとは和音構成を記号化したもので、英語音名をもとに表されます。また、呼び方にも英語の読み方を使います。コードネームが読めるようになると、編曲(アレンジ)ができるようになります。
ホルスト

【大人のための中学音楽】実は火星と木星は同じ構成?2つの惑星の隠された共通点を元音楽教員がわかりやすく解説!

今回は、なぜ「惑星」がよく授業で取り上げられるのか?と、最もよく取り上げられる「火星」と「木星」の詳しい解説をわかりやすくおこないます。なぜ「惑星」の鑑賞が中学校の授業でメジャーなのでしょうか?理由は2つあります。・曲の雰囲気がハッキリしており、鑑賞のハードルが低い。・どちらも共通の形式で書かれている。
和音

【中高生のための音楽理論】団子が増えると不協和音?曲に緊張感をあたえる七の和音をわかりやすく解説!

今回は七の和音について解説していきます。三和音の上に3度音程が重なった和音を七の和音と言います。七の和音も三和音の種類と上に重なる3度音程の種類によって呼び名が変わります。これらの和音は不協和音なので、掴みどころがない和音に聞こえます。しかし、不協和音はクラシックに限らず普段我々が聞く曲でもよく使われており、うまく使うことで独自の効果を発揮することができます。