中田章

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【大人のための中学音楽】これぞプロの仕事!早春賦に見られる新進作曲家のこどもに対する配慮と工夫とは?

大人のための中学音楽、「早春賦」の後編です。今回は早春賦の詳しい楽曲解説をします。早春賦は大正初期に、東京音楽学校(現在の東京藝術大学)で国語を教えていた吉丸一昌が詩を書き,当時同僚だった中田章に作曲を依頼したことによって生まれました。早春賦は校歌の制作のために訪れた吉丸が、長野県大町市から安曇野一帯の早春の情景と春の暖かさを歌った歌詞になります。
中田章

【大人のための中学音楽】若手作家の奇跡のコラボ作品?早春賦の生み出した2人の人物について解説!

今回は中田章作曲、吉丸一昌作詞の「早春賦(そうしゅんふ)」をわかりやすく解説します。前編となる今回は作曲者と作詞者の紹介を行います。中田 章(なかだ あきら、1886年(明治19年) - 1931年(昭和6年))は日本の作曲家兼オルガニストです。東京都出身であった彼は、東京音楽学校(現在の東京藝術大学)の校長を務めていた高嶺秀夫の奨めによって、同校に進学しました。