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どうも、nickです。
今回はオンコードの読み方とコードの判別方法、音符からコードネームやコードネームから音符への変換について解説します。
このことがわかると、様々なアレンジ自由自在に行うことができるようになります。
前回の記事を見ていない方は、こちらからご覧ください。
オンコードについて
コードネームの中には、次のように書かれているものがあります。
C/E または ConE
このように書かれているコードをオンコードと呼びます。
右側のアルファベットはベース音(和音内の最低音)を表しています。
上の例でいうと、「Cのコードを鳴らしながら、最低音はEにする」という意味になります。
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コードネームから楽譜に書き直す際には注意が必要となりますので、覚えておいてください。
コードの判別方法
コードネームの書き表し方の特徴として、転回系を区別しないという点があります。
なので、次の和音は全てCメジャーとなります。
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なお、オンコードは省略することもある。
音符で書かれた和音をコードネームに書き直すには、まず書かれている和音の原型を調べてください。
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上の図から書かれている左の和音をコードネームで書くとG(Gメジャー)となることがわかります。
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転回系の和音判別については過去の記事をご覧ください。
このことを踏まえた上で、音符からコードネームへ、コードネームから音符への変換について説明します。
音符からコードネームへの変換
音符で書かれた和音をコードネームに書き直すと何ができるのか?
具体的な例でいうと、クラシックの楽譜をメロディー+コードネームに書き直すことができるようになります。
実際にクラシックの譜面の伴奏部分をコードネームに変換してみましょう。
次の楽譜をご覧ください。
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この楽譜の伴奏部分を、先ほどの判別方法をもとにコードネームに書き直すと次のようになります。
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このようにコードネームに書き直すと、ギターで伴奏を弾くことができるようになるかと思います。(オンコードは無視しても可)
クラシックの曲もギターや別の楽器で演奏することが可能となります。
コードネームから音符への変換
逆に、コードネームを音符で書き表すにはどうすればいいのでしょうか?
コードネームから音符に変換する際には、転回系を区別しないことからいくつもの変換例が考えられます。
たとえば、Cと書かれた楽譜を演奏する際には、次のような演奏例が考えられます。
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オンコードで書かれている場合は、最低音が右側の音になるように変換することになります。
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このように、コードネームから音符への変換は無限といってもいいほどの書き表し方があります。
最終的には書き直す人の判断やセンスになります。
たとえば次のような楽譜があります。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_780,h_119/https://nick-hosablog.com/wp-content/uploads/2021/06/スクリーンショット-2021-06-13-7.22.07.png)
この楽譜に書かれているコードネームから、ピアノ伴奏譜を書き起こすと次のようになります。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_780,h_261/https://nick-hosablog.com/wp-content/uploads/2021/06/スクリーンショット-2021-06-13-7.10.47-1.jpg)
音の出すとこのようになります。
これはあくまで1例に過ぎません。
伴奏を演奏する楽器によっても、書き方は変わっていきます。
細かなアレンジについて解説をすると、とても長くなってしまうので解説はここまでとさせていただきます。
まとめ
今回のまとめは次のようになります。
・オンコードは和音内の最低音を表す記号である
・和音をコードネームで表すには、和音の原型を調べる
・音符からコードネームへの変換は、転回系やオンコードに注意して変換する
・コードネームから音符への変換はいくつもの可能性が考えられる
和音について長く解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
この和音やコードネームの話をもとに、いずれアレンジについての解説を詳しく書こうかと思います。
次回からは音階について解説してきます。
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