元音楽教員がわかりやすく解説する音楽理論

調号

【中高生のための音楽理論】これを読めば即解決!わかりにくい移調と転調の違いを、元音楽教員がわかりやすく解説!

今回は移調と転調の違いについて解説します。この2つの違いについて、いまいちよくわからないという方は多いのではないでしょうか?今回はこの2つの違いについて、楽譜や図、音源を使ってわかりやすく比較していきます。移調とは曲全体を別の高さの音階(調性)に平行移動させることです。転調は曲の途中で使っている音階(調性)が変わることを言います。
調号

【中高生のための音楽理論】意外と知られていない?楽譜を見やすくする調号と調性をわかりやすく解説!

今回は音階の番外編として、調号と調性について解説していきます。調号と調性について理解ができると、より楽譜やクラシック音楽に詳しくなることができますので、図を使ってわかりやすく解説していきます。たとえば、この音階できらきら星の楽譜を作ると、#が多くてたいへん見づらい楽譜となってしまいます。なので、普段みなさんが見ている楽譜では次のようになっています。
音楽理論

【中高生のための音楽理論】かえるのうた七変化!比較でよくわかる、雰囲気を左右する特別な音階を誰にでもわかるように解説!

音階の解説3回目になります。今回は特殊な並びの音階について解説します。また、簡単なメロディーをこれらの音階に書き直して、どれくらい雰囲気に違いがあるのかを聴き比べて実験してみようと思います。今回紹介する特殊な音階は、次の5種類になります。①全音音階②ジプシー音階③ヨナ抜き長音階④ヨナ抜き短音階⑤琉球音階
音楽理論

【中高生のための音楽理論】ネクラな音階の秘密は2人の仲間?短音階とその仲間との関係性を解説!

中高生のための音楽理論、音階の第2回となります。今回は短音階とその仲間の音階について解説をします。上の楽譜の通り、2番目と3番目、5番目と6番目の間が短2度、それ以外が長2度の間隔になるように並べた音階を、短音階と呼びます。このように並べられた短音階は、後に解説する短音階の仲間と区別するために自然短音階とも呼ばれます。
音楽理論

【中高生のための音楽理論】見た目に騙されるな!不揃いな並びこそが美しい音階であることをわかりやすく解説。

今回から音階について、数回に分けてわかりやすく解説していきます。音階というのは、わかりやすくいうと「ドレミファソラシド」のことです。このように階段上に音を並べたものを、音階と言います。しかし、ただ並べるのではなく、ある規則によって並べることで大きく2種類に分けられています。音階は、並べ方によって大きく2種類に分けられています。
和音

【中高生のための音楽理論】クラシックからポップスまで自由自在?コードネームの判別と変換方法をわかりやすく解説!

今回はオンコードの読み方とコードの判別方法、音符からコードネームやコードネームから音符への変換について解説します。このことがわかると、様々なアレンジを自由自在に行うことができるようになります。コードネームの書き表し方の特徴として、転回系を区別しないという点があります。なので、音符で書かれた和音をコードネームに書き直すには、まず書かれている和音の原型を調べてください。
和音

【中高生のための音楽理論】アレンジへの第一歩。コードネームの読み方を元音楽教員がわかりやすく解説!

今回はコードネームについて解説していきます。コードネームの読み方や意味がわかると、楽曲のアレンジへの道がひらけてきます。コードネームとは和音構成を記号化したもので、英語音名をもとに表されます。また、呼び方にも英語の読み方を使います。コードネームが読めるようになると、編曲(アレンジ)ができるようになります。
和音

【中高生のための音楽理論】団子が増えると不協和音?曲に緊張感をあたえる七の和音をわかりやすく解説!

今回は七の和音について解説していきます。三和音の上に3度音程が重なった和音を七の和音と言います。七の和音も三和音の種類と上に重なる3度音程の種類によって呼び名が変わります。これらの和音は不協和音なので、掴みどころがない和音に聞こえます。しかし、不協和音はクラシックに限らず普段我々が聞く曲でもよく使われており、うまく使うことで独自の効果を発揮することができます。
和音

【中高生のための音楽理論】まるでパズルゲームのよう?元音楽教員が解説する転回形のよくわかる判別方法とは?

中高生のための音楽理論。和音の第4回になります。今回は転回形という原型以外の和音の形の解説になります。転回形の和音を解読する手順は3段階あります。①音名を解読する。②解読した音名を元に和音の原型に書き直す。③書き直した和音を元に和音を判別する。以上のことから、転回形であっても和音の種類は変わらないということがわかります。
和音

【中高生のための音楽理論】和音は切り分けるのがコツ。元音楽教員が解説するよくわかる和音の話その3

中高生のための音楽理論、和音の第3回となります。今回は#、♭がついた場合の和音の判別方法について解説していきます。#や♭がついた音が出てきた場合は、次のような手順で和音を調べていきます。1.#、♭がないものとして音程を調べる。2.#、♭がつくと音程がどう変化するのかを調べる。3.1と2から、4種類のどの和音であるかを見極める
和音

【中高生のための音楽理論】和音解読はここから始めろ!元音楽教員が解説するよくわかる和音の話その2

今回からは楽譜に書かれた和音の解読方法の解説になります。まずは難易度の低い#、♭のつかない和音から始めていきます。和音判別するには、次の順に音符を読んでいきます。・書かれている音名を読む・根音と第3音が何何度なのかを調べる・第3音と第5音が何何度なのかを調べる・調べた音程から、4種類の和音のどれに当てはまるかを見極める
和音

【中高生のための音楽理論】楽曲はこいつらでできている?元音楽教員が解説するよくわかる和音の話その1

今回から和音の解説を数回に分けて行っていきます。1回目の今回は ・和音とはなんなのか? ・4種類の和音の紹介 ・4種類の和音の聴き比べ について解説していきます。和音について理解ができると、作曲や編曲をすることができるようになります。
音楽理論

【中高生のための音楽理論】#♭で音は伸び縮みする?元音楽教員がわかりやすく説明する音程の話その②!

今回は音程の話の2回目になります。2回目の今回は#、♭がついた場合の音程の変化について話になります。楽譜や図を使ってわかりやすく説明しますので、最後までお読みください。♯や♭がつくことによって、音程は幅が変わって呼び名が変わっていきます。どのように呼び名が変わっていくかは、上下の音程の幅が広くなるのか狭くなるのかで変わります。
音楽理論

【中高生のための音楽理論】音程解読のコツは黒鍵の数?元音楽教師が教えるわかりやすい音程の話その①!

今回から音程の話を2回に分けて解説していきます。1回目の今回は次についてわかりやすく解説します。・音程とは何なのか?・音程の数え方・音程は呼び名が変わる・音程が読めると何がわかるのか?それでは解説にまいります。
音楽理論

【中高生のための音楽理論】見逃してない?!元音楽教師がわかりやすく反復記号の読み方を解説します!

今回は反復記号の読み方を解説していきます。合唱の楽譜などでよく使われている反復記号ですが、読み方はよくわからずに歌っている方も多いかと思います。それほど難しくはありませんので、ぜひ最後までご覧になって下さい。