【中高生のための音楽理論】団子が増えると不協和音?曲に緊張感をあたえる七の和音をわかりやすく解説!

和音
nick hosa
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どうも、nickです。

中学生のための音楽理論の回になります。

今回は七の和音について解説していきます。

今までの和音の記事は下にまとめています。

こちらから先にご覧ください、

和音
「和音」の記事一覧です。

4種類の音からなる七の和音

三和音の上に3度音程が重なった和音を七の和音と言います。

団子がの数が4つになります。

七の和音も三和音の種類と上に重なる3度音程の種類によって呼び名が変わります。

属七の和音

長三和音に短3度を重ねた和音を属七の和音(ぞくしちのわおん)といいます。

ドを根音とする属七の和音

長七の和音

長三和音に長3度を重ねた和音を長七の和音(ちょうしちのわおん)と言います。

ドを根音とする長七の和音

短七の和音

短三和音に短3度を重ねた和音を短七の和音(たんしちのわおん)と言います。

ドの音を根音とする短七の和音

減七の和音

減三和音に短3度を重ねた和音を減七の和音(げんしちのわおん)と言います。

ドの音を根音とする減七の和音

♭が2つ重なった記号はダブルフラットと言い、♭からさらに半音下げる記号になります。

七の和音まとめ

4種類の七の和音をまとめると、次のようになります。

左から順に音出すと、次のようになります。

これらの和音は不協和音なので、掴みどころがない和音に聞こえます。

しかし、不協和音はクラシックに限らず普段我々が聞く曲でもよく使われており、うまく使うことで独自の効果を発揮することができます。

nick hosa
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不協和音は長三和音や短三和音などに進む傾向がありますが、和音の進行について話すと長くなるので、この場では割愛します。

七の和音の転回系

七の和音にも三和音と同様に転回系があります。

七の和音は音が4つあるので、転回系を含めると4通りの書き表し方ができます。

どれも属七の和音になります。

左から順に音出すと、次のようになります。

nick hosa
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これによって、同じ和音でも4通りの響きが出来上がります。

三和音でもそうですが、作曲家はこれらを使い分けることで多彩な響きを生み出しているのです。

転回系については、前回の記事の参考にしてください。

まとめ

今回のまとめは次のようになります。

 

・三和音に1つ音を足した和音を七の和音という

・三和音の種類と、上に重ねる3度音程の種類によって複数の七の和音ができる

・七の和音は不協和音であり、使い方次第で独特の効果をもたらす

・三和音と同様に転回系があり、同じ和音でも多彩な響きを作り出せる

 

今回解説した七の和音は、ポップスやジャズなどでは頻繁に使われています。

それに関連して、次回はコードネームについて解説していきたいと思います。


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( `Д´)/ジャマタ

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