成田為三

大人のための音楽鑑賞

【大人のための音楽鑑賞】波の動きはワルツの動き?ワルツから読みとる「浜辺の歌」鑑賞のポイントとは?

成田為三作曲の「浜辺の歌」解説の後編になります。今回は「浜辺の歌」の詳しい解説をします。「浜辺の歌」は歌人、林古渓(はやしこけい)が作詞した『はまべ』という詩に、成田為三が曲をつけた歌曲になります。『はまべ』は、1918年(大正7年)にセノオ楽譜出版社によって『浜辺の歌』と名前を変えて出版されました。
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【大人のための音楽鑑賞】激動の時代を生きた「童謡の父」成田為三の生涯についてわかりやすく解説!

今回は「浜辺の歌」の作曲者である成田為三について解説していきます。成田為三(1893年 - 1945年)は、秋田県出身の作曲家です。成田は童謡雑誌『赤い鳥』の主宰者である鈴木三重吉と交流するようになり、同誌に日本で初の童謡「かなりや」を発表しました。