【苫米地英人】あの世や生まれ変わりなんてない!?人が生きる意味と他者の価値観に取り込まれないための方法とは?

人生
nick hosa
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どうも、nickです。

月曜の書籍レビューの時間です。

今回紹介する書籍はこちらになります。

今回は苫米地英人氏の「生」と「死」の取り扱い説明書を紹介していきます。

本書は「死」とはどういうことなのかを宗教的、あるいは科学的に解説し、そこからどう「生きて」ゆくべきかを説いた書籍になります。

今回は本書の内容から以下について解説してまいります。

  1. あの世や来世は存在しない
  2. 人が生きる意味とは?
  3. 他人の価値観を自分の価値観だと思い込んでいる

またnick的雑感として自分を見つめ直す3つの方法についてお話をします。

あの世や来世は存在しない物理学的な理由

そもそも人が「死」を恐れるのは自己喪失感を感じるからだそうです。

死んだ後自分はどうなってしまうのだろうか?

自分がいなくなった後の世界はどうなるのだろうか?

このようなことに対して人は恐怖を感じるのだそうです。

しかし筆者の結論から言うと、自分が死んでも何も変わらないのだそうです。

なぜなら「エネルギー保存の法則」で説明が可能だからです。

物理法則に「質量保存(質量不変)の法則」というものがあります。質量、つまり重さはどんな化学変化が起こっても、その合計は変わらないというものです。アインシュタインの相対性理論により、質量はエネルギーとして表すことができますから( E = mc ²)、エネルギーも不変だということになります(「エネルギー保存の法則」)。あなたが死んでも、あなたの持っていたエネルギーは変わらず、形は変わっても宇宙のどこかにあり続けるのです。「エネルギーは関係ない。形が変わることが問題なのだ」と思う読者もおられるかもしれません。しかし、実は生きている間であっても、形は常に変わっています。私たちの細胞は常に新しい細胞に入れ替わっています。数ヵ月から数年もすれば、すっかり別の細胞に入れ替わっていることでしょう。それでも私たちは同じ人間として生きています。「あなたは数分前にいくつかの細胞が死んで、新たな細胞に生まれ変わっていますから、もう数分前のあなたとは違います」などとは誰も言わないのです。

苫米地英人:「生」と「死」の取り扱い説明書

筆者は本書で、「あの世」とか「来世」などはオカルトであるとバッサリと切り捨てています。

なぜなら上記の引用にある通り、エネルギー保存の法則により物理的な存在が情報的な存在の変わるだけであり、消え去ったりどこか別の世界に移動することはないからです。

なので、死を恐れる必要などないのであると筆者は語っています。

しかし、ここで次のような疑問が出てくるかと思います。

それじゃあ生きていても死んでいても同じじゃないの?

この疑問に対して筆者は、生きている時にしかできないことがあると述べておられます。

生きる理由は生きている時にしかできないことがあるから

生きるも死ぬも同じ状態ならば、生きている意味は何なのか?

この疑問に対して筆者は、自分の価値や役割は生きているときにしか決められないと述べています。

あなたは宇宙のたった一人の主人公であり、その主人公の役割、主人公にどういう人生を送ってほしいかは、あなたが決めることができるのです。ただし、それを決められるのは、あなたが生きている間だけです。生きている間に決め、機能を果たすことで、縁起が生まれます。これには、物理的縁起だけでなく、情報的縁起も含まれます。情報的縁起は死後も続きます。情報的縁起とは、単にあなたの名前が後世に残るということとは違います。あなたの果たした機能の航跡が、後世の人たちにも影響を与え、あなたの果たした機能そのものが生き続けるということです。この情報的縁起が続けば、あなたの宇宙は消えません。あなたの宇宙が消えなければ、あなたの自我も消えません。いま、生きているこの瞬間だけが、あなたの宇宙を消さないためのチャンスの瞬間なのです。あなたは、自分という主人公にどんな役割を与えたいですか。自分と宇宙を見つめて、しっかりと考えて決めてほしいと思います。

苫米地英人:「生」と「死」の取り扱い説明書

当然と言えばそうなのですが、死んでしまっては自力で自分の価値を決めたり、役割を決めたりすることはできません。

また、ここで出てくる「宇宙」というのは地球外のことを指すのではなく、世の中を構成する森羅万象のことを指しています。

自分の存在は他者がいて初めて存在することができます。

他者と物理的に繋がりが持てるのは生きている時のみになります。

この「他者との物理的な繋がり(物理的縁起)をどれだけ多く作ることができるか?」

これこそが人が生きる理由なのだと筆者は述べています。

そのためには自分の価値や役割を決めることが必要になります。

では自分の価値や役割はどのように決めればいいのでしょうか?

自分の価値や役割を決めるにおいて大切なのは、他人の価値観で生きないことになります。

他人の価値観を自分の価値観だと思い込んでいる

筆者によると、ほとんどの人は他人に植え付けられた価値観で生きていることが多いのだそうです。

私の他の著書でもよく書いていることですが、ほとんどの人は、他人に植えつけられた価値観を、自分の価値観だと思い込んで生きています。しかし、たいていは親の価値観だったり、幼稚園や学校などで植えつけられた価値観だったり、テレビで見た番組の価値観だったりすることがほとんどなのです。子どもの頃はまず親に価値観を植えつけられます。幼稚園や小学校に入ると、先生の価値観も強く植えつけられます。人の話は黙って聞きなさいなどと言われ続ければ、人の意見を待ち続ける人間ができ上がるのも当然でしょう。自分で何も決めない教育を受けてきた人が、「自分の機能がわからない」と悩むのは、ある意味、必然なのかもしれません。そんな人が大人になれば、テレビの言いなりです。納豆でやせると聞けば、スーパーから納豆がなくなり、バナナがいいと聞けばバナナが品切れになるというのは、自分の頭で何も考えず、捕食の対象までテレビに決めてもらっているという人がいかに多いかを物語っています。生まれたときから大人になるまで、ずっと他人に機能を決めてもらってきて、いきなり自分で機能を決めようと思ったときに迷ってしまう現代の人たちと、朝から晩まで食べ物を探すという機能だけを果たしてきた原始時代の人たち。どちらが幸せなのかと考えると、なんとも言えません。

苫米地英人:「生」と「死」の取り扱い説明書

一見すると、先ほど述べました「他者との物理的な繋がりが大切である」という話とは矛盾した内容に思えます。

しかし、引用にあるように他人の価値観やメディアの価値観で生きるということは、自分が何者でもなくなってしまうのです。

nick hosa
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特に筆者は、テレビをよく「洗脳装置である」とおっしゃっています。

他者との物理的な繋がりは保つが、「他者と同化してはいけない」ことになります。

nick的雑感 他人の価値観から逃れ、自分を見つめるための方法

ここからは、本書では語られていない他人やメディアの価値観から逃れるための方法を、nickなりに解説していこうと思います。

nickが考える、他人から植え付けられた価値観から逃れるための方法は3つあります。

  1. 散歩
  2. 入浴
  3. 瞑想

どの方法においても大切なことは、他者との関わりを絶てる時間を持つことになります。

散歩

散歩の時間は他者との時間を絶てるだけでなく、運動することにより脳の働きを活発にすることもできます。

運動することはさまざまなメリットもありますので、短時間でも取り入れるといいでしょう。

体に負荷をかけたいのであれば、散歩ではなくランニングでもいいと思います。

入浴

入浴の時間も他者やメディアからの距離を置ける大切な時間となります。

できればシャワーで済ませず、湯船に浸かることをおすすめします。

湯船に浸かることで血行が良くなり、疲れが取れやすくなることと寝付きがよくなります。

また、入浴中というのはアイディアが生まれやすい場所なのだそうです。

テレビやタブレットは浴室に持ち込まず、ぼんやりとした時間を過ごしてみてください。

瞑想

瞑想をしている時間は外の世界との関わりを絶つことができます。

瞑想の方法や考え方はさまざまありますが、ただ目を瞑って黙っているだけでも十分です。

3分などの短い時間でも効果があります。

時間の測り方はタイマーを使ってもいいですし、瞑想を補助するアプリなどもありますので好みでいいです。

日常の中で外の世界との関わりを断ち、自分を見つめる時間を持つことが大切です。

まとめ

今回のまとめは次のようになります。

 

・エネルギー保存の法則により、あの世や来世というのは存在しない

・自分の価値や役割は、生きているときにしか与えられない

・自分の価値観は、他人から植え付けられたものではないかと疑ってみる

・外からの価値観を絶つための方法は、散歩や入浴、瞑想などがある

 

「メメント・モリ(死を忘れるなかれ)」という言葉があるように、「死」を意識することは「生」について考えることの裏返しとなります。

本書は、仏教思想と脳科学の両方に通じる筆者ならではの考えに基づいた興味深い1冊となっています。

ページ数もそれほど多くないのですが、要約してまとめるにはかなりの文字数を必要とするほど、本書は濃い内容となっています。

もし興味を持たれましたら気軽にお読みになってください。

nick hosa
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( `Д´)/ジャマタ

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