どうも、nickです。
今回は中高校生のための音楽理論と題しまして、ドレミの読み方を解説していきます。
この記事を読むことでドレミの読み方が分かるようになります。
ドレミ読み方がよく分からないという方はぜひ読んで見てください。
音名とは?
みなさんが普段から使っている「ドレミ」というのは、まとめて音名と呼びます。
音名とは次のような意味になります。
「音名」は、一つ一つの音の高さに付けられた固有の名称である。
教育芸術社:高校生のための音楽研究ノートより引用
つまりは、音の高さごとに名前がふられているということになります。
ドレミ以外の読み方もあるのですが、今回は置いておきます。
音部記号の読み方
音部記号とは次の様な記号たちのことを言います。
ト音記号とヘ音記号は、なんとなく見覚えがあるかと思います。
楽譜の1番左側に書かれている記号になります。
ハ音記号という見慣れない記号もありますが、今回読み方を解説するのは左の2つの記号になります。
ト音記号の読み方
ト音記号はこんな記号です。
一般的によく見る記号だと思います。
ト音記号で書かれたドレミは次のようになります。
最もよく見る音部記号だと思います。
左のドよりも上がって行く場合は、次の様になります。
更に高く上がって行く場合は、足りない五線を書き足していきます。
下がって行く場合も同様に、足りない五線を書き足しながら書いていきます。
また、音が高くても低くても「ドレミファソラシド」でループし続けます。
書き表し方は以上になります。
まずは、2箇所のドの場所を覚えましょう!
この2箇所さえ覚えてしまえば、1つずつ数えていけばドレミを読んでいくことができます。
音符は必ず、五線に刺さっているか五線と五線の間にあるかのどちらかです。
慣れるまでは読み間違えることがよくありますので、読んだら1度見直しをするようにしてみて下さい。
ヘ音記号の読み方
ヘ音記号はこんな記号です。
合唱の男性パートで使われる音部記号になります。
合唱の楽譜でよく見ているはずなのですが、見覚えはあるでしょうか?
ヘ音記号で書かれたドレミは次のようになります。
ト音記号とはドレミの場所が違います。
ト音記号の「ラ」の場所が、ヘ音記号の「ド」になります。
楽譜を読む際には、まず音部記号を見るようにしてください。
特に、筆記試験の時には気をつけてください。
ヘ音記号なのに間違ってト音記号で読んでたぁぁぁぁぁあああああ!!!!
ということはよくあります・・・
また、ヘ音記号も上がっていったり下がっていったりしたときに、五線が足りなくなったら書き足していってください。
「ドレミ」がループするのも同じです。
ヘ音記号も、まずは2箇所のドを覚えることから初めてください。
また、ト音記号とヘ音記号のこの場所の「ド」の音を、中央のドとも言います。
なお、この2つの音はピアノで弾く場合同じ鍵盤を弾くことになります。
どうやって覚えればいい?
しかし、ドレミがなかなか覚えられないという方は少なくないかと思います。
次に、nickがおすすめするドレミの覚え方を紹介します。
楽譜に書き込む
手っ取り早い方法は、教科書の楽譜にドレミを書き込んでいく方法があります。
中高校生であれば手元にあるはずなので、今すぐにでもできます。
ただし、自分が書いたドレミが合っているかの答え合わせができないので、書いた楽譜を先生に見せる、あるいは楽譜が読めそうな友人などに確認してもらう必要があります。
次の方法を使うと、自分で正解の確認をしながらドレミを覚えることができます。
洗足音大のオンラインスクールを利用する
もう一つの方法は、洗足学園音楽大学が運営しているオンラインスクールのWebページを活用することです。
こちらのサイト譜読み練習という場所があります。
その中にある「譜読みの女神」と「楽典ウォーズ3D」どちらかを利用してみてください。
こちらを利用すると問題を用意しなくてもドレミを読む練習ができ、解答もすぐに行ってくれます。
楽譜が読める様になるコツは、ゆっくりでもいいので読み間違えないことです。
早く読めるようになるには時間がかかります。
しかし、間違えずに読むことは意識すれば誰にでもできます。
まずはドレミを読み間違えないようにすることを意識して、楽譜を読むようにしてみてください。
そのうちスラスラと読めるようになっていきます。
まとめ
今回のまとめは次のようになります。
・ト音記号とヘ音記号の「ド」の場所を覚える。
・音部記号を必ず確認!
・実際に楽譜に「ドレミ」を書き込む。Webページも活用する。
・時間が掛かってもいいので読み間違えないようにする。
以上のこと意識して楽譜を読んでみて下さい。
きっと、ドレミが読めるようになります。
次回はドレミ以外の音名の読み方について解説します。
いかがだったでしょうか?
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( `Д´)/ジャマタ
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