どうも、nickです。
今回は、元音楽教員がすすめるクラシック音楽初心者がまず初めに聞くべき曲を5つ紹介いたします。
クラシック音楽初心者がまず初めに聞くべき曲5選
元音楽教員がすすめる、クラシック音楽初心者におすすめの曲は次の5曲です。
- ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」
- モーツァルト:交響曲第40番
- チャイコフスキー:白鳥の湖
- ヴァルヴィディ:四季
- バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」
この曲はクラシック音楽の代表作であり、フレデリック・ショパンも「この曲があれば、他はいらない」と言ったほどの楽曲です。
ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」がクラシック音楽初心者におすすめの理由は、以下のような点が挙げられます。
広く知られている有名な曲であること
第九は、クラシック音楽の中でも最も有名で親しまれている曲の一つで、ポピュラーな文化においても多くの人に知られています。
第九を聴くことは、音楽クラシックに親しむ次第の最初のステップになります。
様々な要素を持っていること
第九は、交響曲の中でも最も真っ当で情熱的な曲の一つです。
第九にはオーケストラだけでなく合唱、そして歌詞が持つ意味など多様な要素を体感できます。
社会的な意味があること
第九の最終楽章は、フリードリヒ・シラーの詩「歓喜の歌」を歌い上げ合唱が特徴的です。
この曲は人類の平和と友愛の理念を訴える歌詞があり、世界的に愛されています。
そのため、聴くだけでなく人々が集まり合唱することも多く、社会的な意味を持つ曲でもあります。
モーツァルト:交響曲第40番
モーツァルトの代表作の一つであり、彼の最晩年に作曲された3つの交響曲の中で最も有名な作品の一つです。
モーツァルトの交響曲第40番は、クラシック音楽初心者にとって聴きやすく、美しい旋律と代表的な曲形式を体感できる作品の一つとしておすすめです。
感情豊かな旋律が魅力的であること
この曲は音楽的要素を含んだ濃密で感情豊かな旋律が特徴です。
また、メロディーが美しく耳に残る印象的な楽曲であるため、初めて聴く人でも簡単に楽しむ事ができます。
クラシック音楽の代表的な形式であること
この曲はクラシック音楽の代表的な形式を採用しています。
特に「交響曲」のジャンルの中でも有名な作品の一つであり、クラシック音楽の理解に役立ちます。
モーツァルトの音楽の特徴を表していること
モーツァルトの音楽は、緻密な楽曲構成と、美しい旋律が特徴的です。
交響曲第40番もその例に漏れず、モーツァルトの音楽の美しさと複雑さを体感できる作品として知られています。
初心者にとって、モーツァルトの代表作品を聴くことはクラシック音楽の理解に大きく貢献することになります。
チャイコフスキー:白鳥の湖
バレエ音楽としても有名なこの曲は、美しく情感豊かな旋律と明けなきオーケストレーションが特徴です。
チャイコフスキーの「白鳥の湖」もまた、音楽クラシック初心者におすすめの作品の一つです。
メロディが美しく耳に残りやすい
「白鳥の湖」は、美しい旋律と音色が印象的な作品であり、初めて聴く人でも耳に残りやすい曲です。
「白鳥の湖」はクラシック音楽の名曲として広く知られおり、その美しさに多くの人が一つにまとまっています。
楽曲のストーリー性が強い
「白鳥の湖」はバレエ作品としても有名で、楽曲自体にストーリー性があります。
物語を想像しながら聴くことで、より音楽の世界に没入できるという点が初心者にとても魅力的な要素となります。
チャイコフスキーの代表作であること
「白鳥の湖」は、チャイコフスキーの代表作の一つであり、彼の音楽の世界観や特徴を理解するためにも重要な作品です。
チャイコフスキーの曲を聞く場合は、まずはこの作品から聴いてみることをおすすめします。
ヴァルヴィディ:四季
ヴァイオリン協奏曲集として知られるこの曲は、四季をテーマにした4曲の協奏曲で構成されています。
各楽章は、その季節の情景を音楽で表現しています。
ヴァルヴィディの「四季」は、中学校の授業でも取り入れられているだけあって、クラシック音楽初心者にとってもおすすめの作品です。
有名で聴き慣れた曲
「四季」は、その美しい旋律が多くの人に愛されている名曲の一つです。
特に春や冬の楽章は広く知られている曲であり、初心者それでも聴き慣れた曲が多いため耳慣れのある音楽を楽しむことができます。
楽曲がストーリー性を持っている
「四季」は、四季をテーマにした楽曲であり、それぞれの楽章が季節の情景や自然を描写しています。
そのため、ストーリー性のある作品となっています。
ストーリーを追っていきながら曲を聴くことができるので、初心者に聴きやすい楽曲となっております。
簡単な楽曲構造により理解しやすい
「四季」は比較的短い楽曲で構造もシンプルであるため、とても初心者に理解しやすい作品となっています。
ストーリー性がある楽曲構造もシンプルであるため、初心者にとってもおすすめの作品となっています。
関連①:なぜヴィヴァルディの「春」が教材として選ばれたのか?
関連②:攻略の鍵は「予習」にあり!?ヴィヴァルディの「春」を徹底解剖します!
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番
ブランデンブルク協奏曲はバロック音楽の代表作の一つで、オーケストラとソリストが競演する美しい協奏曲です。
特に第3番は、バッハの音楽の美しさと複雑さを体感できる作品として知られており、音楽クラシック初心者にとってもおすすめの作品です。
活気にあふれた楽曲
ブランデンブルク奏曲第3番は弦楽器が活気に満ちた音楽を奏でる軽快な楽曲です。
そのため、初めてクラシック音楽を聴く人にとっても聴きやすい楽曲となっています。
構造が分かりやすい
ブランデンブルク協奏曲第3番は構造が分かりやすく、聴きやすい曲調になっています。
そのため、初心者が楽曲構成を理解するのにとても良い教材となります。
バロック音楽の代表作品の一つ
ブランデンブルク協奏曲はバロック音楽の代表作品の一つであり、バロック音楽の基礎となる曲でもあります。
この曲を聴くことで、バロック音楽の特徴や魅力を味わうことができます。
まとめ
今回は、元音楽教員がすすめるクラシック音楽初心者がまず初めに聞くべき曲を5つ紹介いたしました。
どの曲もクラシック音楽の構造を理解しやすく、聴きやすい曲となっております。
ぜひ聴いてみてください。
いかがだったでしょうか?
この他にもわかりやすい音楽鑑賞や音楽理論を記事にしております。
また、楽譜の販売と作成サービスを行っておりますので、興味がありましたらご連絡ください。
Twitter、YouTubeチャンネルも宜しくおねがいします。
( `Д´)/ジャマタ
コメント