音楽レビュー

ここではnickが聴いた音楽の紹介している記事をまとめております。
nickの音楽的趣向はクラシック音楽やマニアックなアーティストに偏っております。
なので、あまり聴き馴染みのない曲を見つけることができると思います。

吹奏楽

【クシナダ姫】神話の怪物を討つ!スサノオのヤマタノオロチ退治を描いた吹奏楽の名曲を解説【前編】

今回は樽屋雅徳作曲の「斐伊川に流るるクシナダ姫の涙」を解説していきます。本作品はスサノオのヤマタノオロチ退治を題材とした吹奏楽曲になります。ある時、出雲の地(現在の島根県)にヤマタノオロチと呼ばれる恐ろしい怪物が現れました。この怪物は八つの頭と八つの尾を持ち、毎年出雲の国から一人の乙女をさらっていき、生け贄として食べてしまっていました。
作曲

【2024年度課題曲】吹奏楽課題曲の公募に落選した曲を、作曲者自ら解説してみた。【落選】

毎年提出している吹奏楽課題曲の公募作品ですが、今年も落選となりました('A`)そこで、せっかく作った曲なので自ら曲を解説していこうと思います。こちらが公募に落選した曲であるマーチ「ブルーホライズン」です。実際のスコアの画像を使って解説していきます。
音楽

【小春六花】新たな可能性の開拓!nickが小春六花にハマってしまった話

今回はnickがハマってしまった歌声合成ソフト「小春六花」について語っていきます。小春六花(こはるりっか)とは「Dreamtonics株式会社」により開発されている歌声合成ソフト「Synthesizer V(シンセサイザーブイ)」の音声データベースの1つになります。現在nickはこのソフトを使った音楽作品制作にどハマりしております。
雑記

【作曲家とFIRE】早期引退した天才作曲家のFIREから学ぶ、労働者から抜け出す3つのコツとは?

今回はロッシーニという作曲家の人生から学ぶ労働者から抜け出す3つのコツを紹介します。ジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニ(Gioachino Antonio Rossini, 1792年 - 1868年)は、イタリアの作曲家です。ロッシーニの人生から学ぶことのできる、労働者を抜け出す3つのコツは次のとおりです。①生産者になること②「好き」を追求すること③何もしなくてもお金が生まれる仕組みを作ること
クラシック

【ミニマリズムと禅】元高校教員ミニマリストが選ぶ、ミニマリズムと禅が影響を与えた音楽作品3選!

今回は元高校音楽教員でミニマリストのnickがミニマリズムと禅が影響を与えた音楽作品を3つ紹介します。今回紹介するミニマリズムと禅が影響を与えた音楽作品は、次の3作品です。①「ボレロ」②「手拍子の音楽」③「4分33秒」「ボレロ」はフランスの作曲家ラヴェル(1875年 - 1937年)が作曲したオーケストラ作品になります。
吹奏楽

【わかる吹奏楽鑑賞】名曲の条件は民謡にあり?イギリス民謡組曲鑑賞のコツを紹介します!

イギリス民謡組曲解説の後編になります。今回は楽曲の詳しい解説と、民謡を題材とした他の楽曲を紹介していきます。「イギリス民謡組曲」は1923年に王立軍楽学校の依頼で作曲された吹奏楽作品になります。ここからは元となった民謡と合わせて、「イギリス民謡組曲」を紹介していきます。
吹奏楽

【わかる吹奏楽鑑賞】イギリス民謡を愛した男ヴォーン・ウィリアムズの生涯と、彼の重要な代表作を紹介!

今回はレイフ・ヴォーン・ウィリアムズ作曲の「イギリス民謡組曲」を解説していきます。イギリス民謡組曲は、吹奏楽における古典的作品として現在でも取り組まれている団体が多いのではないでしょうか?前編となる今回は作曲者とその主な作品を紹介をしていきます。レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(Ralph Vaughan Williams 1872年-1958年) は、イギリスの作曲家です。
吹奏楽

【わかる吹奏楽鑑賞】テロは唐突にやってくる?華麗なソロが魅力的なブリュッセルレクイエムの聴きどころを解説!

わかる吹奏楽鑑賞、ブリュッセルレクイエムの後編になります。今回は各楽章ごとの聴きどころを解説していきます。クラリネットソロで曲が始まったのち、グロッケンによりフランス民謡「月の光に(Au Clair de la Lune)」の旋律が提示されます。この旋律は、全楽章通して何度も演奏されます。
吹奏楽

【わかる吹奏楽鑑賞】超難曲はテロ犠牲者に捧げるレクイエム。名曲ブリュッセルレクイエムについて解説!

今回は「わかる吹奏楽鑑賞」と題して、吹奏楽作品鑑賞のコツを数回に分けて解説していこうと思います。今回はベルト・アッペルモント作曲の「ブリュッセル・レクイエム」をわかりやすく解説していきます。ベルト・アッペルモント(Bert Appermont, 1973年12月27日 - )は、ベルギーの作曲家です。
ポップス

【問題提起】賛否両論?シングルCD「放送禁止歌」から考える差別用語とその今後について

今回は寺尾紗穂さんのシングル「放送禁止歌」を紹介していきます。この曲に収められた曲は、どれも放送禁止用語が使われているということで別CDでは修正を余儀なくされました。それらの曲を無修正で収録したのが本作品になります。今回は本作品に収められた曲の紹介と、放送禁止用語について語っていきます。
ポップス

【共感できるか?】サイコな女と社会の闇、寺尾紗穂が歌う、ちょっとサイコな曲3選!

今回は女性シンガーソングライターの寺尾紗穂さんが歌う、ちょっとサイコな曲を3曲紹介します。寺尾紗穂(てらおさほ)は東京出身の女性シンガーソングライターです。曲はほとんどを自身が作詞作曲行い、ライブではピアノ弾き語りのスタイルで演奏をしています。今回nickが選んだ曲は次の3曲になります。 ①骨壷 ②狂女 ③はねたハネタ
クラシック

【必聴】こんなの演奏見たことない!ノリノリのオーケストラが奏でるアルゼンチンの風景とは?

今回は、グスターボ・ドゥダメル指揮、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ演奏の「フィエスタ!」というアルバムを紹介します。本作品は、南米出身の指揮者による、南米の演奏団体による、南米の作曲家の作品ばかりを集めたCDとなっています。それだけではなく、演奏団体のはっちゃけた演奏にも注目してほしいCDとなります。
現代音楽

【武満徹の世界】あなたには2つの曲の違いがわかるか?空気感が凝縮されたピアノ作品集を紹介!

今回は武満徹のピアノ作品集を紹介していきます。作曲者の武満徹が書く曲は、その独特の空気感から「タケミツ・トーン」などと呼ばれています。本作品は、その空気感がとても凝縮されたアルバムとなっています。武満徹(たけみつ とおる、1930年 - 1996年)は、日本の作曲家です。
クラシック

【木曜の音楽レビュー】謎多き作曲家、ネルーダが残した協奏曲について語る。

今回はミロスラフ・ケイマルの演奏する、ネルーダのトランペット協奏曲変ホ長調について紹介します。ヨハン・バプティスト・ゲオルク・ネルーダ(Johann Baptist Georg Neruda)はバイオリニストおよび指揮者として活躍された古典派初期の作曲家。トランペット協奏曲でも有名なハイドンの20歳ほど年上になります。