
どうも、nickです。
月曜の書籍レビューの時間です。
今回紹介する書籍は以下になります。
今回は鈴木祐氏の著書「最高の体調」を紹介します。
健康すぎる狩猟採集民

体調に関するデータが多数紹介されている本書の中で、nickが特に気になったのは、狩猟採取民の体調に関するデータです。
それらを見ると、現代人よりも古代的な狩猟採集民の方が健康的であるように思えます。
ここでは例となるデータをいくつか紹介します。
リサーチの結果によれば、カルリ族の鬱病の発症率は先進国の 100分の 1。自殺をする者はひとりもおらず、「絶望」を意味する言葉すら確認できませんでした。メンタルの健康に関しては、現代人は狩猟採集民よりもかなり遅れを取っているようです。
鈴木祐:最高の体調
狩猟採集民に自殺が一切ないのは以外でした。
自殺は現代人特有の「病気」であるとも言えます。
そこで 220人のキタヴァ族に血液検査を行ったところ、果たして仮説どおりの結果が得られました。キタヴァ族が脳卒中や動脈硬化にかかるケースはなく、糖尿病の発症率はおよそ 1%ほど(日本の発症率は 15%)。 80代の高齢者が認知症にかかることもなく、癌の割合もほぼゼロに近い状態でした。
鈴木祐:最高の体調
現代ではよく聞かれる生活習慣病ですが、狩猟採集民にとっては関係のない話のようです。
ほぼ発症しないというデータは驚きです。
ひるがえって狩猟採集民の睡眠はどうでしょうか? 2015年、人類学者のジェローム・シーゲル氏は、ナミビアやタンザニアで 94人の狩猟採集民に活動量計をつけてもらい、日々の行動と睡眠のパターンを記録し続けました。そこでわかったのは、狩猟採集民たちの睡眠の質の高さです。 彼らの睡眠は平均 6・ 9 ~ 8・ 5時間で、この点は先進国と変わりません。しかし、そのパターンは正確そのもので、日暮れから 3時間後には必ず眠り、毎朝 7時には自然と目を覚まします。 夜中に何度も目が覚めてしまうケースは一度も確認されず、みな一晩で完全に体力を取り戻していました。目が覚めたのに寝床でダラダラしていたり、ボンヤリした頭を抱えながら狩りに出かけることもありません。 そもそも、彼らが使う言葉には「不眠」や「寝不足」のような単語すら存在しなかったというから驚きです。狩猟採集民には寝不足の感覚など想像もつかないでしょう。
鈴木祐:最高の体調
「不眠」や「寝不足」も現代人特有の感覚のようです。
ここまで読んできてどうでしょうか?
文明が発達しているとはとても言えない狩猟採集民の方が、現代人よりも健康的な生活をしているように見えるのではないでしょうか?
狩猟採集民のメンタル

メンタルについてはどうでしょうか?これに関しても気になる記述があります。
ケニア出身の牧師であるジョン・ムビティ氏によれば、「アフリカ人には未来の感覚が存在しない」というのです。 1970年の著書『アフリカの宗教と哲学』に、彼はこう書いています。「アフリカ人の伝統的な観念によれば、時間は長い『過去』と『現在』とをもつ二次元的な現象であり、事実上『未来』をもたないのである。〈中略〉つまり、狩猟採集民のタイムフレームは、あくまで「いまここ」がメイン。現代人のように数年先を思い描くようなことはないために、未来の感覚が生じないわけです。
鈴木祐:最高の体調
狩猟採取民には未来という感覚がなく、「いまを生きる」ことに注力していることになります。
この話、どこかで聞いた覚えがないでしょうか?
これってひょっとして・・・?

「いまここ」がメインという考えは、今流行りのマインドフルネスの考え方と同じなのではなかろうかとnickは考えます。
禅の教えを狩猟採集民の方たちは自然と行っていたということなのでしょうか?興味深いですね。
マインドフルネスの実施で、ストレスの軽減や鬱症状の緩和は効果があるというデータがありますので、狩猟採集民に自殺が一切ないことのある程度の裏付けとなるでしょう。
やはり「過度な自粛」はよろしくない

ここで、習い事に関するデータを紹介します。
2016年、オックスフォード大学が「趣味で人間は幸せになれるか?」という問題について調査をしました。 被験者は 40代の男女が 135人で、研究チームは実験のために「中年向けの習い事コース」を創設し、すべての被験者を「合唱クラス」「美術クラス」「創作文芸クラス」のいずれかに割り振りました。 7カ月後、クラスを終えた被験者を調べたところ、おもしろい結果が得られました。すべてのグループにおいて、人生の満足度、自分に対する肯定感、炎症レベルの低下といった変化が確認されましたが、なかでも「合唱クラス」に参加した人の改善値が飛び抜けて高かったのです。
鈴木祐:最高の体調
紹介されている3つのクラスは、コロナ禍に置いては不要不急に当たるかと思います。
しかし、これらのレクリエーションが人間に与えている影響は計り知れないと思います。
ただ、バランスのとり方が難しいだけなのです。
過度の自粛についてはこちらの記事でも詳しく解説しております。
nickが薦める「最高の体調」へのススメ


本書の中では古代より多すぎるもの、少なすぎるもの、新しすぎるものをまとめて紹介されています。
その中からnickがオススメする健康法を5つ紹介します。
1.摂取カロリーを抑える
古代に比べ現代人の摂取カロリーは激増しているが、多量なカロリーを処理できる体に人類はなっておりません。
nick的には食事の量よりも食事の回数を減らすことをおすすめします。
2.食物繊維をたくさん取る
食物繊維の摂取量は、古代に比べて減っています。
増量を目指していないのであれば、摂取カロリーを抑えて食物繊維の量を増やして下さい。
野菜嫌いのnickは、アーモンドなどのナッツ類で食物繊維を摂取しています。
長期間の保存が出来るのでおすすめです。
3.適度な運動
運動の有用性は数多くの書籍で紹介されておりますので、ここでは詳しく紹介はしません。
nickは15分程度のランニングと簡単な筋トレを行っています。
筋トレは自加重トレーニングが手軽でおすすめです。
nickはこちらを参考に筋トレをしています。
表紙の見た目と裏腹に、すごく低い難易度からトレーニングが始まりますので安心して手にとって読んでみて下さい。
4.自然に触れる機会を設ける
年に数回、できれば月に1回ペースで自然に触れることで心身のパフォーマンスが上がります。
週末に日帰り旅行などするといいと思います。
nickも週末に旅に出て写真を撮ってきたりしております。
また、この効果は偽の自然でも効果があります。
自然音のASMRを聴いたり、自然風景の画像をパソコンやスマホの待受にして眺めるだけでも効果があるのだそうです。
なかなか旅行に行けない方には上記の方法をおすすめします。
5.多くの人と関われる趣味を持つ
今あなたが合唱団や吹奏楽団などに所属しているのであれば、それは可能な限り続けるのがベストです。
なんでもかんでも自粛していては、人生退屈ですからね。
ただし、感染防止策は十分に取るようにして下さい。
今のご時世ならばネットゲームも、他者への貢献を感じられる趣味としてありだと思います。
こんな世の中だからこそ、他人と関わりながら生きていきましょう!
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