
どうも、nickです。
月曜の書籍レビューの時間です。
今回はミニミリストが読むべき「禅」の本を3冊紹介します。
禅とミニマリズムにはいくつかの共通点があります。
そして、禅の教えからはミニマリズムとは少し違った観点からシンプルライフを学ぶことができます。
これからミニマリストを目指す方や、現在ミニマリストの方におすすめです。
なぜ「禅」の本を読むべきなのか?

ミニマリストが禅の本読むべきである理由は、禅とミニマリズムにはいくつか共通点があるからです。
禅とミニマリズムの共通点は、次の通りになります。
持ち物がミニマルであるため
禅の修行で持つことが許されるのは、応量器(おうりょうき)と呼ばれる食器のみです。

応量器は入子状になっているため、とてもコンパクトに収納することができます。
必要最低限のものしか持たないというところが、ミニマリズムとの共通点であります。
スペースがミニマルであるため

禅の修行僧に与えられるプライベートな空間は、畳1畳分のみとなっています。
「立って半畳寝て一畳」という言葉にもあるように、人はそれだけのスペースがあれば十分であるという考えが彼らにはあります。
なぜなら、彼らが所持していいものは応量器のみなので、モノのための場所を必要としないからです。
持ち物を少なくし住む場所を小さくしていく考え方は、ミニマリズムとも共通しています。
お寺の内装のシンプルさ

禅のお寺の内装は、余計な装飾がなくとてもシンプルなものとなっています。
これは、目にうつるものを極力減らし修行に集中できるようにするためであると思われます。
これには茶道の影響もあると思われます。
今を注視し、必要のないものは排除するという考えはミニマリズムと共通する点であります。
ミニマリストが読むべき「禅」の本3選!

ミニマリストが読むべき「禅」の本3選は、次の通りになります。
・禅、シンプル生活のすすめ(枡野俊明)
・食禅 〜心と体をととのえる「ごはん」の食べ方〜(柿沼忍昭)
・人生は引き算で豊かになる(有馬頼底)
順に紹介していきます。
禅、シンプル生活のすすめ

この本では「禅」の基本姿勢を学ぶことができます。
この本からは禅宗の基本姿勢や毎日の生活から、シンプルな生活を目指す上でのヒントが得られます。
いわゆる「ミニマリズム」とは少し違った観点でミニマリズムについて知ることができるので、ミニマリストを目指す方や、現在ミニマリストの方などが読まれると、とても参考になると思います。
食禅 〜心と体をととのえる「ごはん」の食べ方〜

この本では「禅」と「食」について学ぶことができます。
特に、黙って食事を摂る「黙食」について語られております。
昨今のコロナ禍の影響で「黙食」が推奨されており、その賛否が問われています。
本書では黙食のメリットなどにも触れております。
人生は引き算で豊かになる

この本では、物質的、精神的なムダの省きかたについて学ぶことができます。
禅においても、ムダを省くということが重視されております。
自分にとってムダだと思うものを省いていくと、本当に大事なものだけが残るようになります。
「引き算」という考え方は、まさにミニマリズムそのものであると言えるでしょう。

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( `Д´)/ジャマタ
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