大人のための音楽鑑賞

チャイコフスキー

【大人のための中学音楽】仕事なんて辞めて作曲!酷評と謎の死で振り返るチャイコフスキーの生涯とは?

今回はチャイコフスキー作曲の序曲「1812」を、2回に渡ってわかりやすく解説していきます。序曲「1812」はチャイコフスキーの作品の中でも特に、たくさんの奇抜なアイディアが詰め込まれています。彼の作品は生前あまり評価されることがなく、彼の死後高く評価され作品も少なからずありました。
レスピーギ

【大人のための中学音楽】初めてでも大丈夫です!ローマの松を鑑賞するための3つのポイントを解説!!

「ローマの松」の解説の2回目になります。今回は鑑賞のポイントを、各楽章ごとに解説していきます。各ポイントを押さえることで、鑑賞がとてもしやすくなります。「ローマの松」鑑賞のポイントは、次の3つになります。・各楽章の題材となっている風景押さえること。・場面に合わせて演奏されている楽器を理解する。・特殊な演奏方法の狙いを理解する。
レスピーギ

【大人のための中学音楽】異端のイタリア人作曲家?元音楽教員がレスピーギのローマの松を紹介します!

今回からレスピーギ作曲の交響詩「ローマの松」を、2回に分けて解説していきます。本作品は教科書ではあまり大きく取り上げられていませんが、要点を押さえれば非常に理解しやすく聴きやすい作品だとnickは思います。なので、一般の方だけでなく現職の音楽教員の方にも参考になる記事になると思います。それでは解説していきます。
ムソルグスキー

【大人のための中学音楽】やはり天才か・・・比較からよくわかる編曲の奥深さと面白さを解説!

今回はピアノ版とオーケストラ版を比較し、ラヴェルがどのように「展覧会の絵」の世界観を独自に拡大していったのかを解説していきます。解説を見ることで、編曲の面白さや奥深さ、作曲者が何を考えて曲を書いているのかが分かるようになります。今回はこちらのピアノ版の動画と、以前の投稿で使用したオーケストラ版の動画を使い、両者の比較を行っていきます。
ムソルグスキー

【大人のための中学音楽】プロムナードに隠された魅力。知って得する「展覧会の絵」鑑賞の3つのコツとは?

「展覧会の絵」の解説の2回目です。2回目の今回は鑑賞のポイントをガルトマンが実際に描いた絵と一緒に解説していきます。「展覧会の絵」を鑑賞する上でのポイントは、次の3つになります。①絵画と楽曲の関係性②プロムナードの効果③ピアノ版との比較
ムソルグスキー

【大人のための中学音楽】あの名曲を書いたのはアル中の公務員?!ロクデナシの彼が亡き友人に捧げたクラシック音楽とは?

今回からムソルグスキー作曲、ラヴェル編曲の「展覧会の絵」を数回に分けて解説していきます。本作はもともと、ピアノのための曲でしたが、をオーケストラ用にアレンジされたことで有名になりました。第1回目の今回は、作曲者の紹介と作品が編曲されるまでの経緯をわかりやすく解説していきます。
スメタナ

【大人のための中学音楽】モルダウ以外の曲も超重要!スメタナの「我が祖国」がなぜ名曲なのかをわかりやすく解説!

スメタナの「我が祖国」の解説3回目です。今回はモルダウ以外の曲について解説していきます。モルダウ以外の曲は授業で取り上げられることが少ないですが、全曲の内容を理解することでモルダウへの理解はより深めることができます。そして「我が祖国」は全曲通して聴くと、チェコという国の歴史を理解することができるように作曲されています。
スメタナ

【大人のための中学音】モルダウで描かれたチェコの風景を、元音楽教員がわかりやすく教えます。

大人のための中学音楽、「モルダウ」の2回目になります。今回は次のことについて解説していきます。・「モルダウ」がなぜ鑑賞の教材として使われるのか?・「モルダウ」を場面ごとに分けて解説。なぜモルダウが鑑賞の授業で取り上げられることが多いのでしょうか?nickが考える理由は2つあります。①場面がハッキリとしている ②曲の作りがシンプルである
スメタナ

【大人のための中学音楽】苦難のウラにある祖国への思い。スメタナが交響詩で描く祖国の風景とは?

今回からはスメタナ作曲の連作交響詩「我が祖国」から、モルダウを解説していきます。モルダウも、鑑賞の授業で聴いたという方が多いのではないでしょうか?今回から数回に分けてモルダウを、その作曲背景などを交えながらわかりやすく解説していきます。ベドルジハ・スメタナ(Bedřich Smetana)は、チェコの作曲家です。
ホルスト

【大人のための中学音楽】他の惑星を結ぶのは不思議な楽器?ホルストの「じゃないほう」の惑星をわかりやすく解説!

今回は火星、木星「じゃないほう」の惑星たちの解説をしていきます。あまり触れられることのない惑星たちなのですが、鑑賞の教材として使っても面白い楽曲となっていますので、解説していきます。「じゃないほう」の惑星たちは、以下の星たちになります。【金星 水星 土星 天王星 海王星】組曲の演奏順に紹介していきます。
ホルスト

【大人のための中学音楽】実は火星と木星は同じ構成?2つの惑星の隠された共通点を元音楽教員がわかりやすく解説!

今回は、なぜ「惑星」がよく授業で取り上げられるのか?と、最もよく取り上げられる「火星」と「木星」の詳しい解説をわかりやすくおこないます。なぜ「惑星」の鑑賞が中学校の授業でメジャーなのでしょうか?理由は2つあります。・曲の雰囲気がハッキリしており、鑑賞のハードルが低い。・どちらも共通の形式で書かれている。
ホルスト

【大人のための中学音楽】実は「一発屋」だった?強敵に阻まれるも「帝王」に見出されたホルストの名曲を解説!

この曲も、音楽の授業で見たり聴いたりした記憶のある方が多いのではないでしょうか?この曲も、音楽の授業で見たり聴いたりした記憶のある方が多いのではないでしょうか?1回目である今回は、作曲者の紹介と作品の紹介を行います。グスタフ・ホルスト(Gustav Holst 1874年 - 1934年)はイギリスの作曲家です。
ヴェルディ

【大人のための中学音楽】オペラ鑑賞のコツは3つの場面?元音楽教員がヴェルディのアイーダをわかりやすく解説!

大人のための中学音楽、「アイーダ」の第2回です。今回は次の3つについて解説をしていきます。・作品の概要・「アイーダ」鑑賞のポイント・オペラを見るためのコツ。アイーダは、1870年にエジプトのカイロ市から「エジプトを舞台にしたオペラを書いて欲しい」との依頼よって作曲されました。ヴェルディはこの曲を、着手からわずか5ヶ月で書き上げました。
ヴェルディ

【大人のための中学音楽】オペラって何?元音楽教員がヴェルディのアイーダをなぜ鑑賞するのかを解説!

今回はヴェルディ作曲のオペラ「アイーダ」を、2回に分けて解説していきます。この作品も授業で見た覚えがあるのではないでしょうか?1回目の今回は、次の3つについて解説していきます。・作曲者の紹介・そもそもオペラとは何なのか?・なぜアイーダが授業で取り上げられるのか?それでは解説していきます。
ラヴェル

【大人のための中学音楽】ミニマルな名曲、ボレロの鑑賞ポイントを、元音楽教員がわかりやすく解説!

今回は「ボレロ」という曲について深掘りしていきます。「ボレロ」鑑賞のポイントは「1種類のリズムと2つのメロディしか使っていない」点と「曲の展開と楽器の使い方の変化」になります。今回はこの2点をわかりやすく解説していきます。「ボレロ」は、バレエ演者のイダ・ルビンシュタインの依頼によって作曲されました。