ここでは大人のための音楽鑑賞と題して、中学校の授業でよく取り上げられることの多いクラシック音楽を、実際の映像や音源、楽譜など使い解説した記事をまとめています。
また、現役の教員の方の教材研究の手助けにもなるかと思いますので、教員の方にも読んでいただけたらと幸いです。
- わかりやすいクラシック音楽解説
- ヴィヴァルディ:四季より「春」
- バッハ:小フーガト短調
- ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
- シューベルト
- チャイコフスキー:序曲「1812」
- スメタナ:連作交響詩「我が祖国」より モルダウ
- サン=サーンス
- ラヴェル:ボレロ
- ムソルグスキー:展覧会の絵
- リムスキー=コルサコフ:組曲「シェエラザード」
- ホルスト:組曲「惑星」より 火星と木星
- R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
- ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
- ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」
- レスピーギ:ローマの松
- カール・オルフ:カルミナ・ブラーナ
- ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
- 滝廉太郎:花
- 山田耕筰:赤とんぼ
- 成田為三:浜辺の歌
- 中田章:早春賦
- 中田喜直:夏の思い出
- 團伊玖磨:花の街
- 武満徹:ノヴェンバー・ステップス
- わかる吹奏楽鑑賞
わかりやすいクラシック音楽解説
ヴィヴァルディ:四季より「春」
アントニオ・ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi, 1678年 – 1741年)はヴァイオリン協奏曲『四季』の作曲家として有名な方です。
彼の作品は後のバッハやベートーヴェンに受け継がれていき、クラシック音楽は発展していくことになります。
第1回
第2回
バッハ:小フーガト短調
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685年 – 1750年)は、18世紀のドイツで活躍した作曲家です。
彼の作曲方法は、後の世代に大きな影響を与えました。
日本ではハゲのうた(あ~な~た~の髪の毛ありますか?)を作曲した人として(?)有名ですね。
第1回
第2回
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven、1770年 – 1827年)は、ドイツの作曲家で、音楽史上極めて重要な作曲家の一人です。
日本では「楽聖」とも呼ばれ、彼の作曲した交響曲は現在でも演奏、研究の対象となっております。
第1回
第2回
シューベルト
フランツ・ペーター・シューベルト(Franz Peter Schubert 1797年 – 1828年)はオーストリアの作曲家で、数多くの歌曲を作曲したことから「歌曲の王」と呼ばれています。
日本では「魔王」を作曲した人という位置付けで有名です。
「お父さん!お父さん!」と息子が叫ぶ歌を、授業で見たり聴いたりした覚えがあるのではないでしょうか?
魔王
第1回
第2回
野ばら
前編
後編
チャイコフスキー:序曲「1812」
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky 1840年 – 1893年)は、ロシアの作曲家です。
「くるみ割り人形」などバレエの作曲で有名な彼ですが、他にも交響曲やピアノ曲など多岐にわたって作品を書き上げています。
ですが、生前は酷評されることもあり、それが原因でメンタルが病んでしまったこともあったそうです。
第1回
第2回
スメタナ:連作交響詩「我が祖国」より モルダウ
ベドルジハ・スメタナ(Bedřich Smetana 1824年 – 1884年)は、チェコ出身の作曲家。
彼は合唱曲でもお馴染みの「モルダウ」の作曲家として有名です。
第1回
第2回
第3回
サン=サーンス
カミーユ・サン=サーンス(Camille Saint-Saëns 1835年 – 1921年)は、フランスの作曲家です。
子供の頃から「神童」として活躍していたサン=サーンスは、オーケストラや室内楽、映画音楽と幅広い作曲活動を行なったため、国内外で高い評価を得ました。
また、オルガンの名手としても活躍しました。
動物の謝肉祭
第1回
第2回
交響詩「死の舞踏」
「死の舞踏」は10分にも満たない短い楽曲ですが、「真夜中の墓地」を巧みな作曲技法で描いています。
曲も短くてわかりやすいので、鑑賞の授業の教材としても使っていける楽曲でもあります。
前編
後編
ラヴェル:ボレロ
モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel 1875年 – 1937年)は、フランスの作曲家です。
彼は「ボレロ」を作曲したことで有名で、オーケストラの使い方が非常に巧みでした。
曲よりも踊りの映像のインパクトの方が強く残っているかもしれませんね。
第1回
第2回
ムソルグスキー:展覧会の絵
モデスト・ムソルグスキー(Modest Mussorgsky, 1839年 – 1881年)は公務員として働きならがらほぼ独学で作曲をしていた異色の経歴の持ち主です。
しかし、彼はアルコールによって身を滅ぼしてしまいました。
彼の死後、ラヴェルによって編曲された「展覧会の絵」がきっかけで再評価される事になりました。
第1回
2回目
第3回
リムスキー=コルサコフ:組曲「シェエラザード」
リムスキー=コルサコフ(1844年 – 1908年)はロシアの作曲家です。
彼は海軍に所属しながらほぼ独学で作曲を続けた異例の経歴を持つ作曲家です。
また指導者としても優秀であり、グラズノフなど後に大作曲家となる人物の作曲の先生としても活躍しました。
前編
後編
ホルスト:組曲「惑星」より 火星と木星
グスターヴ・ホルスト(Gustav Holst 1874年 – 1934年)は、イギリスの作曲家です。
彼の最も知られた作品である組曲『惑星』は誰しもが聴いたことのある曲ではないでしょうか?
第1回
第2回
第3回
R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
リヒャルト・シュトラウス(Richard Georg Strauss、1864年 – 1949年)は、ドイツの後期ロマン派を代表する作曲家のひとりになります。
彼は作曲だけでなく、指揮者としても二刀流の活躍をした人物であります。
生前「なんでも音楽で表現できる」と豪語していただけあり、オーケストラによる表現力は他の作曲家たちの群を抜いております。
第1回
第2回
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi、1813年 – 1901年)は、19世紀を代表するイタリアの作曲家です。
書くオペラがことごとくヒットしていたことから「オペラ王」の異名を持っています。
晩年は農業と老人ホームの運営に力を注いでいたそうで、自らを農民であるとも言っていたそうです。
第1回
第2回
ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」
マヌエル・デ・ファリャ(Manuel de Falla y Matheu, 1876年 – 1946年)はスペインの作曲家です。
彼の作品はフラメンコなどのスペインの民謡の影響をとても強く受けております。
彼の作品からは、そんなスペインの情熱的な音楽が随所からにじみ出ております。
前編
後編
レスピーギ:ローマの松
オットリーノ・レスピーギ(Ottorino Respighi, 1879年 – 1936年)は、イタリアの作曲家です。
彼は作曲家としてだけではなく、音楽院で古楽の研究をしたことでもクラシック音楽界に貢献しました。
また、かつて吹奏楽コンクールでよく演奏されていた「ローマの祭り」や「シバの女王ベルキス」の作曲者としても知られています。
第1回
第2回
カール・オルフ:カルミナ・ブラーナ
カール・オルフ(Carl Orff、1895年 – 1982年)は、20世紀ドイツを代表する作曲家の一人です。
彼は作曲だけでなく、音楽教育の分野においても優れたメソッドを開発、普及させたことでも有名です。
音楽教育の研究で培われた旋律やリズムのシンプルさは、楽曲内で遺憾無く発揮されております。
前編
後編
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ホアキン・ロドリーゴ(Joaquín Rodrigo 1901年 – 1999年)は、スペイン出身の作曲家です。
彼は目が見えないながらも、クラシックギターとオーケストラという一風変わった曲である「アランフェス協奏曲」を作曲し、クラシックギターの可能性を拡大させました。
滝廉太郎:花
滝廉太郎(1879年-1903 年)は明治時代の日本の作曲家です。
23歳という若さで亡くなってしまいましたが、彼が日本の音楽史に与えた影響は計り知れません。
彼が作曲した「花」は、誰しもが中学校の授業で歌ったのではないでしょうか?
第1回
第2回
山田耕筰:赤とんぼ
山田耕筰は日本人初の交響曲を作曲したり、日本で初のオーケストラの立ち上げに関わるなど、日本における西洋音楽の発展に大きく貢献した人物です。
ですが、自身のスキャンダルもありオーケストラの運営はうまくはいきませんでした。
第1回
第2回
成田為三:浜辺の歌
「浜辺の歌」の作曲で有名な成田為三は、児童雑誌を通して日本初の童謡を発表しました。
また西洋音楽の理論書を多く出版し西洋音楽を日本に広めようと尽力をつくしました。
前編
後編
中田章:早春賦
中田 章(なかだ あきら)は明治から大正、昭和の初期にかけて活躍した作曲家です。
彼は若くして亡くなってしまったため、多くの作品を世に残すことはできませんでした。
ですが、音楽学校の教授として後進の指導に尽力をつくしました。
ちなみの彼の息子である中田喜直は、「夏の思い出」の作曲者として有名です。
前編
後編
中田喜直:夏の思い出
江間章子作詞、中田喜直が作曲した「夏の思い出」は中学1年生の歌唱教材として馴染みの深い作品です。
みなさんも中学生の時に歌った記憶があるのではないでしょうか?
第1回
第2回
團伊玖磨:花の街
團伊玖磨(だんいくま 1924年 – 2001年)日本の作曲家です。
彼は作曲家としてだけではなく、エッセイストとしてもマルチに活躍した人物でありました。
おつかいありさんやぞうさんの作曲をしたのも、実は彼なのです。
第1回
第2回
武満徹:ノヴェンバー・ステップス
武満徹(1930年 – 1996年)は日本を代表する作曲家です。
音楽大学の受験を途中で放棄し、ほぼ独学で作曲を勉強してきた武満ですが、クラシック音楽だけでなく映画音楽の作曲でも活躍しました。
若かりしき頃に行ったテープ音楽による意欲作は、のちのMAD動画への道を示してくれました。
第1回
第2回
わかる吹奏楽鑑賞
ここではわかる吹奏楽鑑賞と称して、吹奏楽作品の鑑賞のコツを解説しております。
R.ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(Ralph Vaughan Williams 1872年-1958年) は、イギリスの作曲家です。
彼が作曲した「イギリス民謡組曲」は吹奏楽の名曲として受け継がれております。
前編
後編
B.アッペルモント:ブリュッセル・レクイエム
ベルト・アッペルモント(Bert Appermont, 1973年12月27日 – )は、ベルギー出身の作曲家です。
彼が作曲した「ブリュッセル・レクイエム」は超難曲であるにもかかわらず、昨今の吹奏楽コンクールでよく演奏される曲です。
前編
後編
樽屋雅徳:斐伊川に流るるクシナダ姫の涙
樽屋 雅徳(たるや まさのり、1978年 – )は、日本の作曲家・編曲家です。
代表作として「民衆を導く自由の女神」「マゼランの未知なる大陸への挑戦」「マードックからの最後の手紙」などがあります。
前編